ISBN:4592132955 コミック よしなが ふみ 白泉社 2003/12/19 ¥580
ふらりと入ったBOOK-OFFで、またよしながふみを見つけてしまった。「愛すべき娘たち」と「月とサンダル1・2」
これで既刊のものは全て揃ったかな・・?
*愛すべき娘たち
「女」って難しいし、しんどい。なにがっていうと、「人として生きていくこと」が。「女」として生きていくことはある意味ラクで簡単なことなんだけど、自分は「女」である前に1人の「人間」なんだってことに気が付いちゃうと、「女」であることはしんどいことでしかなくなる。
・・・という私の中の基本的な感覚(なんか、こういう表現しか思いつかない)を、この人は肯定してくれる。
だから、この人が恋愛を描くときにBL=ボーイズラブの世界を使うのは、とてもよくわかる気がする。
(というわけで、「月とサンダル」はBL)
女が女的部分を否定してしまったら、恋愛なんかできないもん。
恋愛って、自分が思いっきり女として求められるってことだからね。
それを「男同士」に置き換えれば、お互いが「異性」である必然性はなくなるし、「お前が好きだ」っていう言葉もなんの不純物もなくストレートに届くし、セックスだって究極の愛情表現として素直に受け入れることができる。
なーんて、つい語っちゃうけど、それ以前に例えば、「愛すべき娘たち」の中の大橋健(主人公の1人雪子の母親の再婚相手。雪子より若いホスト上がりの俳優)に、
「時代劇にもいいものがいっぱいあるんですよ。『清左衛門残日録』とか『御宿かわせみ』とか、あっ真野響子のやってたやつね」
なんて言わせたりしてるのがもう、ツボだったり。
だって「かわせみ」は、何度もテレビ化されてるけど、24年前の真野響子のおるいさんと小野寺昭の東吾さんが、一番よかったもん。
ふらりと入ったBOOK-OFFで、またよしながふみを見つけてしまった。「愛すべき娘たち」と「月とサンダル1・2」
これで既刊のものは全て揃ったかな・・?
*愛すべき娘たち
「女」って難しいし、しんどい。なにがっていうと、「人として生きていくこと」が。「女」として生きていくことはある意味ラクで簡単なことなんだけど、自分は「女」である前に1人の「人間」なんだってことに気が付いちゃうと、「女」であることはしんどいことでしかなくなる。
・・・という私の中の基本的な感覚(なんか、こういう表現しか思いつかない)を、この人は肯定してくれる。
だから、この人が恋愛を描くときにBL=ボーイズラブの世界を使うのは、とてもよくわかる気がする。
(というわけで、「月とサンダル」はBL)
女が女的部分を否定してしまったら、恋愛なんかできないもん。
恋愛って、自分が思いっきり女として求められるってことだからね。
それを「男同士」に置き換えれば、お互いが「異性」である必然性はなくなるし、「お前が好きだ」っていう言葉もなんの不純物もなくストレートに届くし、セックスだって究極の愛情表現として素直に受け入れることができる。
なーんて、つい語っちゃうけど、それ以前に例えば、「愛すべき娘たち」の中の大橋健(主人公の1人雪子の母親の再婚相手。雪子より若いホスト上がりの俳優)に、
「時代劇にもいいものがいっぱいあるんですよ。『清左衛門残日録』とか『御宿かわせみ』とか、あっ真野響子のやってたやつね」
なんて言わせたりしてるのがもう、ツボだったり。
だって「かわせみ」は、何度もテレビ化されてるけど、24年前の真野響子のおるいさんと小野寺昭の東吾さんが、一番よかったもん。
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