凄いものを見つけてしまった！
2004年5月21日 音楽
こんなものが出ていたなんて・・！
TSUTAYAで「わー、ボウイのクリップ集なんてあるんだー」なんて気軽に借りたが、とんでもないDVDだった。
やっぱり動いている映像は全然違う。
なにがって、今まで散々「自他共に」語られてきた彼の歴史が、初めて真実のものとして実感できてしまったこと。
まさに「百聞は一見に如かず」。
’72年ごろの、ブレイク直前のすっぴんボウイの美しいことといったら！
ベッカムさまもジュード・ロウも目じゃないよ。
だんだんお化粧をするようになり・・・
衣装が上等になっていき・・・
眉を落とし・・・
それでも’74年の「Rebel Rebel」はまだとっても楽しそうなのに・・・。
直後、アメリカに渡ってすぐと思われる「Young Americans」では、もうすっかり病んでしまっていて、27歳ぐらいのはずなのに声は出ず、息は上がり、ともすれば老人のようだ。
ベルリンでヤク中のリハビリ中に作られた「Low」と「Heros」からは2曲しか入ってない。彼の最高傑作とも言われるアルバムなのに。
でもそれも、「Be My Wife」を見る限り、とてもビジュアル的なものを作れるような状態ではなかったことが伺われて、聞いてはいたけど知ってはいたけど、ホントだったんだ・・・と今更ながらぞっとしたりする。
’80年代に入ってからは完全復調・絶好調のボウイ、DVD1枚目の最後はミック・ジャガーとの「Dancing in the Street」。
So exciting！！！！！
15歳のときにボウイに出会ったことは、確実に私の人生を変えた。
彼を知ったことで、どれだけ世界が広がったかわからない。
私の中に、肉親とともに永遠に住み続ける人の1人だ。
でも、いい時代になったなあ・・・。
ほんの10年ぐらい前には、こんなビジュアル系の商品なんて全然なくて、友達と新宿の怪しい海賊版ショップなんかに恐る恐る行っては、画像の悪いビデオを買い漁ったものだったのに。
とりあえずこのDVDは買わねば。
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