ああ、もう、腹が立つ
2004年5月31日 学校・勉強
9年前、幼稚園で。
「お宅のお子さんはみんなと同じようにできない→おかしい→親の愛情が足りない」
小学校に入ると
「自分はおかしいと自覚してもらいたい」と、担任による数々のいじめ。
息子は確かにおかしくなって、毎晩夜中に叫び声をあげたり、人に噛み付いたりするようになりました。
「LDだと思うから、診断受けてきてください」
はい、受けてきました、確かに「視覚認知のLDで書字障害あり」と言われました。
「それじゃあ、障害児ですから、障害児学級に移ってください。
移ってくれなかったら学校はお宅の息子さんになにもしてあげることはできません。」
担任の指示でクラスをあげての息子いじめがあったので、障害児学級に移しました。
その時点で私は、学校の勉強についてはあきらめました。
息子が持ってるいいところ全部と、学校の成績を引き換えにはできないと思ったからです。
障害児学級はのんびりしたところなので、息子の状態は数年で落ち着きました。
教師は、「無理せず、息子さんのペースでできることをしていきましょうね(にっこり)」と、
学年の学習進度を無視して、小学校低学年レベルのことを息子にやらせ続けました。
親としての学校への要望、
・知的な障害があるわけではないので、できる教科については学年の進度に合わせた学習をさせて欲しい
・字が書けないのは書き取りを怠けているわけではなく、脳が読み取ることができない障害なのだから、無理強いさせないで欲しい
はまったく無視され、
「勉強は無理せず」と、いつまでも小学校低学年レベルの課題しか出されず、
「字ぐらいかけないと大人になってから困るでしょ」といつまでもしつこく漢字の書き取りをさせる、
ということの繰り返しで小学校卒業。
中学も当たり前のように「障害児学級でいいですね」
「マイペースでやっていきましょうね」
もちろんです。
学校の勉強なんてどうでもいいです、息子が毎日楽しく学校に通えれば。
自分はなにもできないダメダメ人間なんだ、なんて思うようにならなければ。
ところが中学2年になると。
「息子さんは知的な障害があるわけではないのですから、普通高校を目指してはどうですか。その場合、在籍は障害児学級のままですが、授業や試験は全て普通学級で、みんなと同じものを受けてもらいます。」
はぁ?
オタク、何言ってんの?
私は教師にはっきりきっぱり言いました。
「普通高校は考えていません」
すると教師は、ターゲットを変えた。
夫に。
夫はいとも簡単に教師に懐柔される。
「息子のことを考えてくれているんじゃないのか。
普通高校にいければ、それが一番いいんじゃないのか」
普通高校になんて、行かれません
まず、普通学級で全ての授業を受けることが無理。
あなたの息子は漢字もアルファベットも書けません。
分数の計算もできません。
桁数の多い筆算も無理です。
図形問題なんて、もってのほか。
以上、視覚認知障害ゆえに。
そして、短期記憶障害、というのもあるので、
暗記も難しいです。
教師は何を考えているのか。
「受験して、合格すると思いますか。
受かるとしたら、どんな学校があるんですか」
と訊くと、
「うーん、そうですねえ・・・」
と言った後、話題が変わります。
そしてまた、「みんなと一緒に学力テストを受けましょう。どうしても嫌だというのなら、家庭訪問させてもらいますので、本人も交えて話し合いましょう」
私は断りました。「いまさらそんなテスト受けても、意味ありませんから」
その私の返事は無視されました。
夫が返事を書きました。
するとどうだ。
「そうですね、私たちもそうは思っていたのですが、一応親御さんにも確認をと思ったまでです。」
なんなの、それは。
じゃあ「家庭訪問」ってのは、なんなの。
いったいあんたらは、息子をどうしたいの?
おかげさまで、息子はとってもいい子に育ちました。
心優しく、ユーモアもあり、周りを楽しませることのできる子です。
考える力もあります。いろいろ歳相応に悩んだりもしてます。
発想が面白く、はっきり言って、そのへんの子供より賢いです。
感受性が強く、映画を観て泣いたり、音楽を聴いて感動したりできる子です。
そういうこの子の良いところを失わずにここまで来れてよかったと、私はほんとにほっとしているのです。
目玉焼きもインスタントラーメンも作れるし、買い物にも行けるし、電車を乗り継いで都会に出て行くこともできます。
勉強なんてできなくても、生きていけます。
だからもう、ほっといて。
私の子供は私の考えで育てますから。
ちゃんと責任とりますから。
あなたたちに心配してもらわなくてもいいですから。
「お宅のお子さんはみんなと同じようにできない→おかしい→親の愛情が足りない」
小学校に入ると
「自分はおかしいと自覚してもらいたい」と、担任による数々のいじめ。
息子は確かにおかしくなって、毎晩夜中に叫び声をあげたり、人に噛み付いたりするようになりました。
「LDだと思うから、診断受けてきてください」
はい、受けてきました、確かに「視覚認知のLDで書字障害あり」と言われました。
「それじゃあ、障害児ですから、障害児学級に移ってください。
移ってくれなかったら学校はお宅の息子さんになにもしてあげることはできません。」
担任の指示でクラスをあげての息子いじめがあったので、障害児学級に移しました。
その時点で私は、学校の勉強についてはあきらめました。
息子が持ってるいいところ全部と、学校の成績を引き換えにはできないと思ったからです。
障害児学級はのんびりしたところなので、息子の状態は数年で落ち着きました。
教師は、「無理せず、息子さんのペースでできることをしていきましょうね(にっこり)」と、
学年の学習進度を無視して、小学校低学年レベルのことを息子にやらせ続けました。
親としての学校への要望、
・知的な障害があるわけではないので、できる教科については学年の進度に合わせた学習をさせて欲しい
・字が書けないのは書き取りを怠けているわけではなく、脳が読み取ることができない障害なのだから、無理強いさせないで欲しい
はまったく無視され、
「勉強は無理せず」と、いつまでも小学校低学年レベルの課題しか出されず、
「字ぐらいかけないと大人になってから困るでしょ」といつまでもしつこく漢字の書き取りをさせる、
ということの繰り返しで小学校卒業。
中学も当たり前のように「障害児学級でいいですね」
「マイペースでやっていきましょうね」
もちろんです。
学校の勉強なんてどうでもいいです、息子が毎日楽しく学校に通えれば。
自分はなにもできないダメダメ人間なんだ、なんて思うようにならなければ。
ところが中学2年になると。
「息子さんは知的な障害があるわけではないのですから、普通高校を目指してはどうですか。その場合、在籍は障害児学級のままですが、授業や試験は全て普通学級で、みんなと同じものを受けてもらいます。」
はぁ?
オタク、何言ってんの?
私は教師にはっきりきっぱり言いました。
「普通高校は考えていません」
すると教師は、ターゲットを変えた。
夫に。
夫はいとも簡単に教師に懐柔される。
「息子のことを考えてくれているんじゃないのか。
普通高校にいければ、それが一番いいんじゃないのか」
普通高校になんて、行かれません
まず、普通学級で全ての授業を受けることが無理。
あなたの息子は漢字もアルファベットも書けません。
分数の計算もできません。
桁数の多い筆算も無理です。
図形問題なんて、もってのほか。
以上、視覚認知障害ゆえに。
そして、短期記憶障害、というのもあるので、
暗記も難しいです。
教師は何を考えているのか。
「受験して、合格すると思いますか。
受かるとしたら、どんな学校があるんですか」
と訊くと、
「うーん、そうですねえ・・・」
と言った後、話題が変わります。
そしてまた、「みんなと一緒に学力テストを受けましょう。どうしても嫌だというのなら、家庭訪問させてもらいますので、本人も交えて話し合いましょう」
私は断りました。「いまさらそんなテスト受けても、意味ありませんから」
その私の返事は無視されました。
夫が返事を書きました。
するとどうだ。
「そうですね、私たちもそうは思っていたのですが、一応親御さんにも確認をと思ったまでです。」
なんなの、それは。
じゃあ「家庭訪問」ってのは、なんなの。
いったいあんたらは、息子をどうしたいの?
おかげさまで、息子はとってもいい子に育ちました。
心優しく、ユーモアもあり、周りを楽しませることのできる子です。
考える力もあります。いろいろ歳相応に悩んだりもしてます。
発想が面白く、はっきり言って、そのへんの子供より賢いです。
感受性が強く、映画を観て泣いたり、音楽を聴いて感動したりできる子です。
そういうこの子の良いところを失わずにここまで来れてよかったと、私はほんとにほっとしているのです。
目玉焼きもインスタントラーメンも作れるし、買い物にも行けるし、電車を乗り継いで都会に出て行くこともできます。
勉強なんてできなくても、生きていけます。
だからもう、ほっといて。
私の子供は私の考えで育てますから。
ちゃんと責任とりますから。
あなたたちに心配してもらわなくてもいいですから。
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