10月30日付 ニュース 政治の報道「おわび イラク日本人人質事件の報道について (kumanichi.com)」へのコメント:
お昼ごろネットに接続したときには「イラクの遺体・香田さんの特徴と一致」とニュースが出ていて「あぁ・・・」となんとも言えない絶望感に包まれたのだったが、夕方同じサイト(ネットに繋げたら最初に出てくるサイトなんだけど)で「遺体は香田さんとは別人」と出ている。
香田さんでなかったのなら幸いなのだが、しかし新聞社の報道がこんな風なのは困る。これではまるで、町の井戸端会議レベルではないか。
新潟中越地震の、皆川さん一家の救出についてもそうだった。最初は「お母さんも生きている」と。しかし結果的には「即死だった」と。
もうちょっと落ち着いて、正確なニュースをお願いします>報道側のみなさま
スクープ合戦とかいうのがあるのかもしれないけど、これでは結果的に報道そのものの信用性が落ちていくだけだと思うのです。
それにしても、イラクの人質事件。
そのベースを作ったのは日本政府だ、という意見に私も同意する。そもそも日本のやり方が間違っていると私も思う。
けれど。
現実として今はこういう状況にあり。
是非はともかく、現状はこうであり。
それによって、日本人が今イラクに入国することが極めて危険であることは事実であり。
そして。
今日の朝日新聞朝刊に載っていた記事。
記事によると、治安が悪化してからのイラクで民間のバスに外国人が乗ることは過去数ヶ月間なく、香田さんは非常に目立ったこと。
見つかったら武装集団に襲撃される恐れがあるので、運転手・乗客一丸となって香田さんを隠したことが書かれている。
商店街では運転手が水と食料を買ってあげ、国境では出国手続きを代行し、入国審査では係官が本人の面会を要求したため乗客有志と運転手6人が香田さんを取り囲み隠すように同行。
普段なら入国審査終了後すぐに発車するところを、夜間の襲撃を恐れて夜明けまで待機したという。
日本人(のみならず米側に追従する外国人)が今のイラクに入ることは、イラク人にとっては迷惑なことなのではないのだろうか。
個々の日本人がどれほどの善意でイラクに赴いたとしても、そのことが結果的にイラク人に迷惑をかけることになる、というのは、結局は日本政府がそういう図式を作ってしまっているということなのだ。そういう政府の国の人間である、という自覚がもっと必要なように思う。
だから。
イラクに対する政策に異議があるなら、まず日本を変えることを考えることの方が先なんじゃないか。
新聞をちゃんと読んで、政治家の行動、言動を注意深く見聞きして、きちんと考えて選挙に行って投票する。
そういうことが今の日本人には身に付いてない。
そのことこそが、日本の現状の元凶のように思う。
お昼ごろネットに接続したときには「イラクの遺体・香田さんの特徴と一致」とニュースが出ていて「あぁ・・・」となんとも言えない絶望感に包まれたのだったが、夕方同じサイト(ネットに繋げたら最初に出てくるサイトなんだけど)で「遺体は香田さんとは別人」と出ている。
香田さんでなかったのなら幸いなのだが、しかし新聞社の報道がこんな風なのは困る。これではまるで、町の井戸端会議レベルではないか。
新潟中越地震の、皆川さん一家の救出についてもそうだった。最初は「お母さんも生きている」と。しかし結果的には「即死だった」と。
もうちょっと落ち着いて、正確なニュースをお願いします>報道側のみなさま
スクープ合戦とかいうのがあるのかもしれないけど、これでは結果的に報道そのものの信用性が落ちていくだけだと思うのです。
それにしても、イラクの人質事件。
そのベースを作ったのは日本政府だ、という意見に私も同意する。そもそも日本のやり方が間違っていると私も思う。
けれど。
現実として今はこういう状況にあり。
是非はともかく、現状はこうであり。
それによって、日本人が今イラクに入国することが極めて危険であることは事実であり。
そして。
今日の朝日新聞朝刊に載っていた記事。
襲撃恐れ香田さん隠す
イラクで拉致された香田証生さんは20日夕から21日午前にかけて長距離バスでヨルダンの首都アンマンからイラク・バグダッドまで移動する間、イラク人運転手からバスを一切降りないよういわれ、乗客らも協力して幸田さんを目立たないように守っていたことが、運転手の証言でわかった。日本人客の存在に驚いたイラク人乗客らは、武装グループの襲撃を恐れた。
記事によると、治安が悪化してからのイラクで民間のバスに外国人が乗ることは過去数ヶ月間なく、香田さんは非常に目立ったこと。
見つかったら武装集団に襲撃される恐れがあるので、運転手・乗客一丸となって香田さんを隠したことが書かれている。
商店街では運転手が水と食料を買ってあげ、国境では出国手続きを代行し、入国審査では係官が本人の面会を要求したため乗客有志と運転手6人が香田さんを取り囲み隠すように同行。
普段なら入国審査終了後すぐに発車するところを、夜間の襲撃を恐れて夜明けまで待機したという。
日本人(のみならず米側に追従する外国人)が今のイラクに入ることは、イラク人にとっては迷惑なことなのではないのだろうか。
個々の日本人がどれほどの善意でイラクに赴いたとしても、そのことが結果的にイラク人に迷惑をかけることになる、というのは、結局は日本政府がそういう図式を作ってしまっているということなのだ。そういう政府の国の人間である、という自覚がもっと必要なように思う。
だから。
イラクに対する政策に異議があるなら、まず日本を変えることを考えることの方が先なんじゃないか。
新聞をちゃんと読んで、政治家の行動、言動を注意深く見聞きして、きちんと考えて選挙に行って投票する。
そういうことが今の日本人には身に付いてない。
そのことこそが、日本の現状の元凶のように思う。
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