会社には問題が山積みで、事務員たちからは不満が絶えない。
私が動いて解消できる問題であればなんでもするが、そういうものばかりではない。
はぁ。
昨日。
営業1課でトラブル勃発、解決のための話し合いに加わって帰宅は10時。
突然のことだったのでなんの準備も出来ておらず、夕食は閉店直前のマクドナルドに駆け込んで買って帰ることに。
家に帰ってそれを食べ終わらないうちに、支店の女の子から電話。
支店にも、集金のお金を使い込んだり、会社の経費をごまかして自分の副業を進めたりしている問題課長がいるのだ。
そういうヤツに限って、女子事務員に対しては尊大で、事務員は黙ってオレの言うことを聞いていればいいんだ、と頭ごなし。
そして社会のからくりというのは、正しいことがまかり通るとは限らない側面がある。
社長はそれらを知っててその支店長を雇っている節がある。
その子との話が終わったのが午前1時。
疲れきってお風呂にも入らずにベッドへ。
今日。
朝出勤すると突然、支店の電話とFAX番号が変わるという。
もうすぐ工事が始まったら、前の番号は通じなくなると言う。
はぁ?
ちょっと待ってよ。個人の家じゃないんだからさあ。
いったいどーするの。仮にも「会社」だったら、回線切替の前にやるべきことがたくさんあるでしょうに。
まだ誰にも連絡してないのに、切替を先にしちゃうわけというのは、こういうこと。
社長の大好きなとある数字のゾロメナンバーが「ついに手に入った!\(^o^)/ 1日も早くわが社の番号をこれにしたい!」
というわけで、社長自ら喜び勇んで電話会社に切替を頼んでしまったのだ。
どー思いますか、みなさん。
私はあきれてアゴが地に着きそうでした。
今日は前々から会長ご推薦の議員を招いての「談話会」というのも予定されていて、午後は来客へのお茶出しのあと私たちもサクラとして会場に留まり話を聞かされて、1日がこのふたつのことで潰れた。
やるべき仕事は何も出来ないまま7時になり、帰る前に昨日トラブルのあった営業1課を覗いてみると、会長秘書の子が半泣きでまだ仕事をしている。
夕方になって会長から、今日の談話会に来てくれた人たちへのお礼の手配を今日中にしておけと言われたという。
「今日中に」の意味はつまりこういうことだ。
品物は会長ご指定のものがあり、明日会長本人がその店に出向いて頼むから、明日の朝持って行けるように宅急便の送付状を作っておけということ。
送付状のストックもそんなにたくさんはないので、宅配便会社に電話して頼むと「今からだと最後に寄るようになるが、何時になるかはまだわからない」
近所のコンビニに「あったらもらえないか」と問い合わせると、「うちから発送するのでなければ渡せない」
8時になってリストが出来上がった時点でまだ送付状が届いておらず、今届いたところでこれからまた何十枚もそれを書くとなると何時になるかもわからない。
結局考えた挙句、「社長に『申し訳ありませんが、出来ません』と伝えて、リストだけ置いて帰ろう」ということになった。
明日の土曜日、彼女は休みだが朝から呼び出される可能性は大きい。しかし私には会長の仕事に口出しする権限はない。
会長は社員、特に自分の気に入った社員を、曜日も時間も関係なく召使のように使いまわす人だ。携帯番号など知られたら、日曜日でも呼び出されることになる。
それに対して社員はもとより、息子である社長すら、何を言うことも出来ない。
叱られたりクビになるのが怖いわけではない。
言っても無駄だからだ。
この会長にしてあの社長あり。
田舎の中小企業の実態なんてこんなものなのか。
それとも「田舎」でなくても、1人の人間が力ずくで築き上げた会社というものは、こういうものなのか。
或いは、うちの会社が特別おかしいのか。
そんなこと、わかったところで仕方ないことなのだけど。
それでも私はここで仕事をしていく。
自分に与えられた仕事を愛して、日々小さな努力を続けて行きたい。
嫌なことは切り捨てて、喜びだけ糧にする、そういう強さを身につけたい。
私が動いて解消できる問題であればなんでもするが、そういうものばかりではない。
はぁ。
昨日。
営業1課でトラブル勃発、解決のための話し合いに加わって帰宅は10時。
突然のことだったのでなんの準備も出来ておらず、夕食は閉店直前のマクドナルドに駆け込んで買って帰ることに。
家に帰ってそれを食べ終わらないうちに、支店の女の子から電話。
支店にも、集金のお金を使い込んだり、会社の経費をごまかして自分の副業を進めたりしている問題課長がいるのだ。
そういうヤツに限って、女子事務員に対しては尊大で、事務員は黙ってオレの言うことを聞いていればいいんだ、と頭ごなし。
そして社会のからくりというのは、正しいことがまかり通るとは限らない側面がある。
社長はそれらを知っててその支店長を雇っている節がある。
その子との話が終わったのが午前1時。
疲れきってお風呂にも入らずにベッドへ。
今日。
朝出勤すると突然、支店の電話とFAX番号が変わるという。
もうすぐ工事が始まったら、前の番号は通じなくなると言う。
はぁ?
ちょっと待ってよ。個人の家じゃないんだからさあ。
いったいどーするの。仮にも「会社」だったら、回線切替の前にやるべきことがたくさんあるでしょうに。
まだ誰にも連絡してないのに、切替を先にしちゃうわけというのは、こういうこと。
社長の大好きなとある数字のゾロメナンバーが「ついに手に入った!\(^o^)/ 1日も早くわが社の番号をこれにしたい!」
というわけで、社長自ら喜び勇んで電話会社に切替を頼んでしまったのだ。
どー思いますか、みなさん。
私はあきれてアゴが地に着きそうでした。
今日は前々から会長ご推薦の議員を招いての「談話会」というのも予定されていて、午後は来客へのお茶出しのあと私たちもサクラとして会場に留まり話を聞かされて、1日がこのふたつのことで潰れた。
やるべき仕事は何も出来ないまま7時になり、帰る前に昨日トラブルのあった営業1課を覗いてみると、会長秘書の子が半泣きでまだ仕事をしている。
夕方になって会長から、今日の談話会に来てくれた人たちへのお礼の手配を今日中にしておけと言われたという。
「今日中に」の意味はつまりこういうことだ。
品物は会長ご指定のものがあり、明日会長本人がその店に出向いて頼むから、明日の朝持って行けるように宅急便の送付状を作っておけということ。
送付状のストックもそんなにたくさんはないので、宅配便会社に電話して頼むと「今からだと最後に寄るようになるが、何時になるかはまだわからない」
近所のコンビニに「あったらもらえないか」と問い合わせると、「うちから発送するのでなければ渡せない」
8時になってリストが出来上がった時点でまだ送付状が届いておらず、今届いたところでこれからまた何十枚もそれを書くとなると何時になるかもわからない。
結局考えた挙句、「社長に『申し訳ありませんが、出来ません』と伝えて、リストだけ置いて帰ろう」ということになった。
明日の土曜日、彼女は休みだが朝から呼び出される可能性は大きい。しかし私には会長の仕事に口出しする権限はない。
会長は社員、特に自分の気に入った社員を、曜日も時間も関係なく召使のように使いまわす人だ。携帯番号など知られたら、日曜日でも呼び出されることになる。
それに対して社員はもとより、息子である社長すら、何を言うことも出来ない。
叱られたりクビになるのが怖いわけではない。
言っても無駄だからだ。
この会長にしてあの社長あり。
田舎の中小企業の実態なんてこんなものなのか。
それとも「田舎」でなくても、1人の人間が力ずくで築き上げた会社というものは、こういうものなのか。
或いは、うちの会社が特別おかしいのか。
そんなこと、わかったところで仕方ないことなのだけど。
それでも私はここで仕事をしていく。
自分に与えられた仕事を愛して、日々小さな努力を続けて行きたい。
嫌なことは切り捨てて、喜びだけ糧にする、そういう強さを身につけたい。
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