行った先は、とある和食ファミレス。
駐車場に入る時、家の車の後に続いて入ってきた車には、若いカップルが乗っていて、車を降りたところでカレシに「おなかすいたぁ」と甘えているのが聞えてきます。
その二人と、エレベーターのところで合流する形になりました。
かなりイチャイチャムードなので、直視することなく同じ箱に乗っていましたが、まだ若い感じのカノジョは彼の腕にすがってカワイイ声で再び「おなかすいたぁ」と言い、カレシは無言で「うんうん」とうなずいています。
その時点ではまだ、（まあ、よほどお腹がすいているのね、ホホホ・・）と思っておりました。
エレベータを降りてみると、すでに数人が待っている状態で、私たち4人とカップル2人が団子状態でドアのところにたむろする形に。
一目で混んでいるのがわかるその場で、カノジョ三度目の「おなかすいたぁ」
この辺から私の神経はぴきっと来はじめました。
その場は、先に来てた人たちもかなり待たされてるみたいで、係りの人に「あと何分ぐらい？」と訊く人、「個室は空いてないの？」と聞く人、などかなり騒然という雰囲気。うちのダンナはおっさんなので図々しく「どこに名前書いたらいいの？」などとと割り込んで行ったりしてましたが、その後ろで例のカレシは固まっている・・・。そしてそこでまたまたカノジョの「おなかすいたぁ」が・・・。
私は心の中でキレました。
（ここで待ってる人はみんな腹減ってんじゃ、ボケ！）
（そんな声で「おなかすいたぁ」って言っても、誰も「どうぞお先に」なんて言わんわ、アホ！）
カレシは「うんうん」とうなずくばかり・・・。
いったいどんなオナゴか顔みたるわ！と振り向いたら、ドアに遮られてカノジョの顔は見えず、カレシの方と目が合ってしまいました。
するとカレシ、私の目線の意味を悟ったらしく小さな声で「他、行こか」と言いました。
それに対するカノジョの返事は・・・「おなかすいたぁ」
あー、もしかしてお人形だったのですか、そのカノジョ。
私の目線にすばやく反応するくらいの繊細さがあるんなら、早めに別れた方が言いと思うよ〜>カレシ
その後娘に、あーゆーオナゴにだけは決してならないようにと、切々と説いた私でした。
お食事はてっちりフルコース。
おいしかったよ〜〜〜！
ありがと〜〜>マイダーリン（はあと）
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