私の理想−聡明さと潔さ
2005年1月31日
空は晴れて日差しは明るいのに、風に乗って雪が舞い落ちてくるという1日だった。
要するに風が冷たい、ということで、お昼休みに食事に出るにも一苦労。
なんか、いろいろナーバスになっちゃって、今日は仕事があんまりはかどらなかった。
なんというか、楽しいことと辛いことがいっぺんにくると、ダメだよねー。
SEED見て「はぁ〜、おもろい〜、かっこえ〜」なんて精神が全解放された直後に、「命日だ、どないしよ〜」というのが来たりして、要するにジェットコースターに酔ったみたいな状態になったんだと思う。
でもそうなったときに、highな方に傾いてくれればいいんだけど、私は常にlowな方に傾いてしまう。
人生の最後までがまっすぐに見通せるような気分になってしまって、この先どうやって生きて行ったらいいの・・・（涙）という状態に。
こういうの、なんとかできないのかな・・・。
辛いし、やっぱり。
そういう状態に陥ったときに、なるべく思考をずらして能天気なことばかり考えるようにという努力は、ずいぶんできるようになったけど、やっぱりしんどい。
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昼休みに「田辺聖子の小倉百人一首」を読む。
私は一応国文科卒なのだが、田辺聖子さんの古典ものを読むたびに、私なんぞが国文学を学ぼうなんて100万年早かったわ、と思う。
古典をこんな風にスラスラ解釈できたら、読書の楽しみはどれほど広がることだろう。
本当にうらやましい。
「聡明」と言う言葉はこの人の為にあるような。
あこがれるな〜。
この人の潔さは、私にとっての理想かもしれない。
「ジョセ虎」でも描かれていたけど、「下を向かない強さ」っていうのか。
「等身大の自信」というものを持ちたい。
それがあったら、どんなときも何モノにも惑わされず、まっすぐ前を向いていられるような気がする。
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