★凛さん、西川瑠夏さんに秘密あります。


今日から3夜連続放送「女の一代記」の1日目、「瀬戸内寂聴」を見た。

この人の小説自体は、読んだことがありません。
食わず嫌いならぬ、読まず嫌い。
なんとなく、“愛欲どろどろ”なイメージがあるんだよね。
どーも、女が女を書く小説って敬遠してしまうというか・・・・・。

でも、この人の説法は割と好きなんだよね。
この人の語る「源氏物語」も面白くて好きだし。
うーん、なんだろ。小説、読んでみるべきかなあ。

この人が得度したとき、西暦から数えると私は13歳ぐらいだったみたいなんだけど、子供心に「大騒ぎだった」という印象が強烈に残ってる。
なんで得度に至ったかってことも、なんでだか知ってて(多分、その頃父が毎週買ってた新聞系雑誌で読んだんだと思う)、残酷な子供は「大して美人でもないのに、ホントに出家しようと思うほどモテたの?」みたいなことを思ってました(-_-;)。

さて、今日のドラマ。

なんでこんなに自分に素直に生きられるんだろう〜

なんかもう、余りにまっっっっすぐで、辛いほどだった。
こんなに素直だと、幸せも不幸も真正面からどーんと受け止めてしまうから、そりゃあ激動の人生にもなるよね。
出家したい、と思う気持ちがわかるような気がした。


それにしても、阿部寛が演った小杉のセリフ。

「晴美のことなら何でも知ってる」

くーーーーーーーーっっっ、言われてみたい!

生活のペースが決まっていて、状況が安定しているようでも、不倫って言うのはそれが「不倫」であるというだけでしんどいものなんだ・・・と、そういう経験のない私には目からうろこだった。

中村勘太郎くんが「ほっとけないダメ男」を好演してました。
わかるよー、いるよねーあーいう男ってさー。
ダメ男なの、よーくわかってるのに、なんでか突き放せないんだよねー。
それで、こっちが庇護してやってたつもりが、あるときふいっと離れていきやがったりするって言うさー。
・・・・・私もあーいうのに弱いタイプ、実は。

もちろん、宮沢りえがよかったのは当然。
久しぶりに火野正平を見ました。なんつーか、カリスマ性があるよね、この人は。

人間っていうのは業の深い生き物なんだなあ、なんて思って、見終わって深いため息が出ました。
重かったけど、良く出来たドラマだったと思います。

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