39108 (初回限定盤)(DVD付)
2006年10月6日
ついに、いよいよ、とうとう、“吉井和哉”名義のアルバムが出た。
私が買ったのは別にアップしたリスのジャケットのスペシャル版で、このウマのジャケットはリスを開けると中に入っている。
(リスは写真集の表紙なのです。その下にCDが収められているBOX仕様なのです)
ちなみに、通常版のジャケットはこのウマの配色違いです。
音の話の前に、まずこのジャケットが(リスもウマも)ね・・・なんかもう、凄いなっていう。
吉井和哉って言うのは、そうそう、こういう感じなのよ。
なんというか、良くぞこんなジャケットに出来たねって言う、こんなあまりにピッタリな。
それでもう、このジャケットだけで涙が出そうなんだけども。
中身の音はといえば。
明らかに、新たな吉井和哉です。
もはやイエローモンキーの吉井和哉ではない。
冒頭に「ついに、いよいよ、とうとう」と書いたけど、ホントにどう表現するのが一番正しいのかがわからない、けど、とにかくこのアルバムは、音も声ももう純粋に完璧にソロアルバムとなっています。
で。
彼がロビンソン名義で活動していた間のことについて、そして今後の彼に期待することについて、は、「Bridge」という雑誌で渋谷陽一先生が全部代弁してくれてるんだけど、吉井が好きなメロとかコード進行とかを使ったから「イエローモンキーみたいになっちゃう」かっていうと、そうではないのよ。そんなもんじゃないでしょ?イエローモンキーは4人でイエローモンキーだったでしょ?って。
それにやっと気付いてくれたんだね!っていう。やっと安心できるよっていう。
ロビンソン名義で出した2枚も、ロック魂のこめられた名盤だけど、魂こめすぎてとにかく重くて暗い。
どんなに吉井が好きでも、とても毎日は聞けない、たまに、気持ちが“そういう感じ”になった時にしか。
だけどこの「39108(サンキューヒャクハチと読みます)」はね、これこそが吉井和哉、こうだからこそ私は吉井和哉を聴くんだっていう吉井和哉のロックが詰まっています。
初期のイエローモンキーの魂の叫びは「オマエら、オレをわかれ!!!」だったけど、この“吉井和哉”の1stは「誰もわかってくれなくていい、それでもオレは歌うから、歌わずにはいられないから」っていう、なんかそういう感じ。
とにかく、久々に「最後まで付き合うからね!」っていう気持ちが呼び覚まされたというか。
音楽を生業にしてるってことは、その人に関わる全ての人たちがそれでお金稼いで生きてくってことで、アーティストは自分の食い扶持のことだけ考えてればいいわけではないわけで、だから「売れるものを」って言われるのは宿命なんだろうとは思うけれども、こういう「神に遣わされた人」をそんな理由で潰すようなことにだけはして欲しくないと切に思います。
本来の音楽っていうのは、人の心を動かしてナンボだと思うから。
カラオケで歌いやすいからとか、宴会で盛り上がれるからとか、カワイイあの子が歌ってるからとかカッコイイ彼が歌ってるからとか、そういう視点で売る音楽(を否定するわけではないが)と一緒くたに考えて欲しくない。
このジャケットや、ここから発せられる彼のイメージは「芸術」と言うイメージではないかもしれないけれど、彼はもはや真に「アーティスト」だと思うから。
あぁあ〜、もう寝なきゃ。
会社は鋭意修行中。
いろいろ考えることあり、週末にゆっくり1週間を振り返ってみたいと思います。
私が買ったのは別にアップしたリスのジャケットのスペシャル版で、このウマのジャケットはリスを開けると中に入っている。
(リスは写真集の表紙なのです。その下にCDが収められているBOX仕様なのです)
ちなみに、通常版のジャケットはこのウマの配色違いです。
音の話の前に、まずこのジャケットが(リスもウマも)ね・・・なんかもう、凄いなっていう。
吉井和哉って言うのは、そうそう、こういう感じなのよ。
なんというか、良くぞこんなジャケットに出来たねって言う、こんなあまりにピッタリな。
それでもう、このジャケットだけで涙が出そうなんだけども。
中身の音はといえば。
明らかに、新たな吉井和哉です。
もはやイエローモンキーの吉井和哉ではない。
冒頭に「ついに、いよいよ、とうとう」と書いたけど、ホントにどう表現するのが一番正しいのかがわからない、けど、とにかくこのアルバムは、音も声ももう純粋に完璧にソロアルバムとなっています。
で。
彼がロビンソン名義で活動していた間のことについて、そして今後の彼に期待することについて、は、「Bridge」という雑誌で渋谷陽一先生が全部代弁してくれてるんだけど、吉井が好きなメロとかコード進行とかを使ったから「イエローモンキーみたいになっちゃう」かっていうと、そうではないのよ。そんなもんじゃないでしょ?イエローモンキーは4人でイエローモンキーだったでしょ?って。
それにやっと気付いてくれたんだね!っていう。やっと安心できるよっていう。
ロビンソン名義で出した2枚も、ロック魂のこめられた名盤だけど、魂こめすぎてとにかく重くて暗い。
どんなに吉井が好きでも、とても毎日は聞けない、たまに、気持ちが“そういう感じ”になった時にしか。
だけどこの「39108(サンキューヒャクハチと読みます)」はね、これこそが吉井和哉、こうだからこそ私は吉井和哉を聴くんだっていう吉井和哉のロックが詰まっています。
初期のイエローモンキーの魂の叫びは「オマエら、オレをわかれ!!!」だったけど、この“吉井和哉”の1stは「誰もわかってくれなくていい、それでもオレは歌うから、歌わずにはいられないから」っていう、なんかそういう感じ。
とにかく、久々に「最後まで付き合うからね!」っていう気持ちが呼び覚まされたというか。
音楽を生業にしてるってことは、その人に関わる全ての人たちがそれでお金稼いで生きてくってことで、アーティストは自分の食い扶持のことだけ考えてればいいわけではないわけで、だから「売れるものを」って言われるのは宿命なんだろうとは思うけれども、こういう「神に遣わされた人」をそんな理由で潰すようなことにだけはして欲しくないと切に思います。
本来の音楽っていうのは、人の心を動かしてナンボだと思うから。
カラオケで歌いやすいからとか、宴会で盛り上がれるからとか、カワイイあの子が歌ってるからとかカッコイイ彼が歌ってるからとか、そういう視点で売る音楽(を否定するわけではないが)と一緒くたに考えて欲しくない。
このジャケットや、ここから発せられる彼のイメージは「芸術」と言うイメージではないかもしれないけれど、彼はもはや真に「アーティスト」だと思うから。
あぁあ〜、もう寝なきゃ。
会社は鋭意修行中。
いろいろ考えることあり、週末にゆっくり1週間を振り返ってみたいと思います。
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