待望の文庫化!!!
で、発売して即購入していたのに、もったいなくてなかなか手をつけられなかったこの本を、ついに読み終えてしまった・・・
明日からいったい何を読めばいいの〜(T_T)、な気分。
解説の黒川博行氏はこれを「白夜行」第二部と書いているけれど、続編、とは違うんだよね、過去の店の名前が「R&Y」じゃないし・・・
でもそんなことはどうでもいい!
雪穂や美冬のような攻撃的な生き方は、好き嫌いで言えばとても好きです。
「お話」として読んで、雅也はヘタレやなぁ〜と思ってしまった。「全部乗り越えて二人で幸せに」という叶わぬ夢、叶ってはいけない夢を、私も見てしまった。
もちろん 犯罪はいけません
だから、雅也が正しいんです。人として、彼が、彼の感覚が。
だけど東野氏は、「犯罪」の部分に対しては「執念深い刑事」という人物を置くことで「それは絶対にだめなのよ、許されることはないのよ」ということをきちんと描きつつ、読者に危ない世界のカタルシスを与えてくれる。
東野氏の作品を読むのはこれで5作目ぐらいだけど、いつもそんな風に、人間の善悪の境目を上手く狙って人の快感を刺激してくる、その絶妙さに、すごいなぁ〜と感嘆してしまうのです。
結末はあっけないけど、あれでいいんでしょう。
二人で幸せに、なんてなってはいけないんです。
そして、解説にあったように「シリーズ第三部」、激希望。
いつか、この女の行き着く果てを書いて欲しいです。
で、発売して即購入していたのに、もったいなくてなかなか手をつけられなかったこの本を、ついに読み終えてしまった・・・
明日からいったい何を読めばいいの〜(T_T)、な気分。
解説の黒川博行氏はこれを「白夜行」第二部と書いているけれど、続編、とは違うんだよね、過去の店の名前が「R&Y」じゃないし・・・
でもそんなことはどうでもいい!
雪穂や美冬のような攻撃的な生き方は、好き嫌いで言えばとても好きです。
「お話」として読んで、雅也はヘタレやなぁ〜と思ってしまった。「全部乗り越えて二人で幸せに」という叶わぬ夢、叶ってはいけない夢を、私も見てしまった。
もちろん 犯罪はいけません
だから、雅也が正しいんです。人として、彼が、彼の感覚が。
だけど東野氏は、「犯罪」の部分に対しては「執念深い刑事」という人物を置くことで「それは絶対にだめなのよ、許されることはないのよ」ということをきちんと描きつつ、読者に危ない世界のカタルシスを与えてくれる。
東野氏の作品を読むのはこれで5作目ぐらいだけど、いつもそんな風に、人間の善悪の境目を上手く狙って人の快感を刺激してくる、その絶妙さに、すごいなぁ〜と感嘆してしまうのです。
結末はあっけないけど、あれでいいんでしょう。
二人で幸せに、なんてなってはいけないんです。
そして、解説にあったように「シリーズ第三部」、激希望。
いつか、この女の行き着く果てを書いて欲しいです。
コメント
私も雅也は山田くんに脳内変換されてしまってましたが、時々「背が高い」という描写が出てくるので「山田くんにはできないかもな〜」とつい思ってしまいました。
山田くん、ゴメン!って感じです(^_^;)