あ〜、これで梨木香歩さんの小説は読みつくしてしまった・・・・・
「からくりからくさ」へと続く、ようこ(=蓉子)とりかさん、と、人形たちの物語。
人は誰でも、目に見えぬ誰かと対話することがあり、それは時にはもう一人の自分だったりするわけだけど、そういうやり方で人はいろんな想いを癒したり解決したりして生きていて、人形って言うのはそういう想いを黙って受け止めてくれたり或いは対話の相手になってくれたりする存在なわけで、そんな当たり前のことがわかってみると、古い人形にはいろんな人のいろんな思いが籠もってしまっているだろうことがとても当たり前のこととして理解できて。
「りかさん」を読んでから「からくりからくさ」を読んでたら、また違った感銘やら感慨やらがあっただろうなあ、と思いました。
併録の「ミケルの庭」
これは今度は「からくりからくさ」の後日譚。
厳しい話ですが、同時に涙が出そうなくらい優しいお話でもあります。
梨木サンの書く人と人との関わり合いって、私のように他人との距離の取り方のわからない人間には絶対できない、だからこそ心から憧れるものです。
クビを長くして、次回作を待つこととします。
「からくりからくさ」へと続く、ようこ(=蓉子)とりかさん、と、人形たちの物語。
人は誰でも、目に見えぬ誰かと対話することがあり、それは時にはもう一人の自分だったりするわけだけど、そういうやり方で人はいろんな想いを癒したり解決したりして生きていて、人形って言うのはそういう想いを黙って受け止めてくれたり或いは対話の相手になってくれたりする存在なわけで、そんな当たり前のことがわかってみると、古い人形にはいろんな人のいろんな思いが籠もってしまっているだろうことがとても当たり前のこととして理解できて。
「りかさん」を読んでから「からくりからくさ」を読んでたら、また違った感銘やら感慨やらがあっただろうなあ、と思いました。
併録の「ミケルの庭」
これは今度は「からくりからくさ」の後日譚。
厳しい話ですが、同時に涙が出そうなくらい優しいお話でもあります。
梨木サンの書く人と人との関わり合いって、私のように他人との距離の取り方のわからない人間には絶対できない、だからこそ心から憧れるものです。
クビを長くして、次回作を待つこととします。
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