吉井和哉“GENIUS INDIAN TOUR 2007”、13日は名古屋・日本ガイシホールでした。

モバイルサイトにおける初日・仙台の評判がありえないほど悪かったので、このアルバムでそんな盛り下がったライブになるわけないだろうに〜???と思いながらの参戦。
仙台はなんだったの?と思うようなばっちりノリノリのライブでした♪

決して大掛かりではないけれども手の込んだセット、照明も映像も素晴らしく、吉井氏の、しっかりスリムに絞込まれたお身体と、おそらく今回は非常に気を遣っているのであろうと思われる素晴らしい声と共に、とても神経の行き届いたライブ、という感じがしました。

セットリストは、順番はおいといて、ハミングバードの曲は全曲、ロビンソンからはCall Me、Side by Side、Sweet Candy Rain、All by love、モンキーからはラブコミとサンシャイン、カバーはオアシスのDon’t Look Back in Anger、ストーンズの夜をぶっ飛ばせ(1曲ぐらい忘れてるかも。)

「シュレッダー」を裏声を使わずに易々と歌っておられたのには感動。
「上海」はCDで聴くよりライブで聴いた方が100倍色っぽくて良かった。
そして「Call Me」はやっぱり別格。いつ聴いても、鳥肌たちます。

「聖なる海とサンシャイン」のアレンジがとても良くて、あれは当時いろんなパターンが出たにもかかわらず「これが決定版!」っていうのがなかっただけに、いつか今日みたいなロックなヤツを再録して欲しいと思います。
ラブコミはねー、今聴くと若い曲だよねー、文句なしに楽しい!盛り上がれる!こういう曲を経て今があるんだねーとおばさんはしみじみ。

カバー曲はいつものようにオリジナル訳詩での歌でしたが、オアシス最高!名曲!
で、吉井氏がこの曲を「いい曲だぁ〜」と思ったのがそのまんま伝わってくるような、ステキな歌詞で。いつかこれらのカバー曲もCD化して欲しいよね。

今回、映像が今まで以上におもしろかったというか、私好みだったというか。オープニングのアリの映像とか(虫系が好きなもんで)
特に“Pain”のものは、歌詞の中に「俺たちはsexでできた」というフレーズがあるようにそういうことを歌ってる歌なんだけども、地球を卵子に見立て、それめがけてリアル精子が大群で押し寄せるっていうもので、どことなく笑える感じでありながら、実際こんな感じなんだろうなあ、こうやって競争するみたいに卵子めがけて泳いでいくんだろうなあ、どれが一番最初に到達するかっていうのが文字通り生死を分ける真剣勝負なんだよなあって、なんかなかなか見れない光景を見れた、みたいな感動がありました。

「バッカ」、シングルカットも決まったし、アンコールでやってくれました、鶴谷さんのキーボードで。
いい曲だぁ〜、本人は「売れないだろうケド」って言ってたけど、いやいや、売れるよ、きっと、こんなにいい曲なんだからって言ってあげたいです。

アニーとのエピソードも嬉しかったし、そんな話で昔からのファンを安心させてくれるなんて、なんかやっぱりお歳のせいか優しくなったよね。

そろそろ自分はもうライブ卒業しなきゃだめかなあ、なんていう弱気で行ったライブだったけど、今回はとても大人な雰囲気のロックコンサートで、まだまだいけそうだっ!という気持ちで帰ってきました。

さあ、次は城ホールだぜっ!

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