男にとって妻とは
夜1時を過ぎて、ダンナが「もう寝ようよぉ」とちょっとうんざり&イライラしていたので「ハイハイ」と急いで寝る支度をしていたのに、寝室に行ってみたら一人で先に夢の中、だったので、私はコーヒーを淹れてもう少し起きてることにした。

もう1ヶ月も前のことになるけれど、小朝と泰葉の離婚会見、「なんだろねこれは」と思っていたけど、数日前の朝日新聞に泰葉さんのインタビューが載っていて、読んで、なるほどね・・・と思った。
記者会見ではいろんな話が出ていたみたいだけど、

<「今日のサンマはおいしいね」という話はできないけど、「『目黒のサンマ』は○×師匠のが一番よかった」みたいな話なら朝まででもできる、そんなに落語が好きなら落語と添い遂げればいい>

というあたりが一番のポイントじゃないかと思う、結婚5年目ですでに寝室は別だったというし。

小朝師匠の考える「夫婦、妻」と泰葉さんの考える「夫婦、妻」との間にあまりに大きな差があったんだろうなあ。
そういうのって、実際結婚して一緒に暮らしてみないと見えてこない部分、というのは私も身をもって知っている。
キライで別れるのではない、というのは多分本当だろうな、多分泰葉さんにしてみれば結婚したのにずーっと片想い状態、みたいな感じだったんだろうな・・・。
辛いよね、それはね。

経験者として敢えて言うなら、やっぱり我慢はダメだよ、言いたいこと言ってやりたい事やっていかなきゃ。
・・・・・と思うけど、落語家として尊敬してしまったなら、やっぱりその妻としての自信が持てなけりゃやってけないだろうし、それは「この人のために自分がどれだけ働けてるか」じゃなくて、「この人がどれだけ自分を愛してくれてるか」でしか自信は持てないと思うよね。だって仕事じゃないんだもん、上司と部下じゃなくて夫婦なんだからさ。

小朝師匠は離婚を切り出されてショックだった傷ついたって言ってたけど、じゃあどんな風に妻を愛していたの?って聞いてみたい。記者からなんでそういう質問が出なかったのか不思議。

いや、やっぱりあの記者会見の時もだしその後の世間の反応も、どっちかっていうと「泰葉のワガママ」的見方の方が強いんだろうなあ。
もしかしたら彼女が敢えてそういう風に見せたのかもしれないけれども、私は、泰葉さんの傷は深いと思うよ、小朝師匠の傷なんかよりずっとずっと。

彼女の近くに一人でも、それをわかってくれてる人がいることを祈ります。
私の時には見事に誰もわかってくれなかったから。

コメント

モモ
モモ
2007年12月16日10:26

今朝の「いつみても波瀾万丈」が泰葉さんで、この件について語られていました。
小朝師匠からのメッセージとして
「二階建ての列車で落語という同じ方向を目指していた」
「同じ方は向いていたけど彼女の方を見ていなかった」
「それは女性にとっては淋しかっただろうと思う」
「なんで気付いてやれなかったんだろうと反省してます」
これって決定的だな、と思いました。
『結婚したのにずーっと片想い状態』まさにそんな感じだったのでしょうね。
たぶんそういう夫婦って、世の中にとっても多いように思うし
夫婦なんてそんなもん、共有する目標や会話があるだけいいやん、ってみんな思ってるのかもしれないけれど、
気が付いてしまってガマンできなくなった泰葉さんの気持ち
私も、痛いほどわかって、TV見ながら号泣してました。
司会の福留さんや寛平ちゃんはわかってなかったみたいだけど
野際陽子さんが理解してくれていたようだったのが救いだと感じました。

もりのいずみ
もりのいずみ
2007年12月21日20:49

>モモさん

>司会の福留さんや寛平ちゃんはわかってなかったみたいだけど野際陽子さんが理解してくれていたようだった

男性にはわからないんでしょうかねぇ・・・小朝師匠も頭ではわかっても感情としてはわからないんだろうなあと思いました。
最近若い職場で恋愛話を聞くことも多いですが、男って結局女に「母」を求めるのかなあと思うことが多いです。
なんだか寂しいですね。

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