無邪気だった篤姫が、ゆくゆくは江戸城無血開城の立役者となっていく過程を、非常にわかりやすく上手に見せてくれていると思います。
時代考証的に脚本が甘い、というご意見もあるみたいですが、篤姫という一人の女性の人生を描く、という視点で言えば、成功しているのではないかと思います。
とにかく単純に、面白いもん。
出だし、ホームドラマみたいと思ったし、家定様とのロマンスは少女マンガみたいとも思ったけど、でも、おもしろいし、ときめくし、泣けるし、ドラマとしてぜんぜんオッケーでしょう。
今後、篤姫は天璋院としてどんどん逞しくなっていき、次は松田・家茂さまと堀北・和宮さまがまたまたときめかせてくれるのかな、期待しましょう。
中村梅雀の井伊直弼、見ごたえあるわ〜。
稲森いずみの滝山も、実は大好きです。
幾島は結局あと数年で天璋院の元を去ってしまい、江戸城を離れる最後まで一緒なのは滝山なんですよね〜。
今日も、彼女のフォローに泣かされました。
来週はいよいよ「天璋院さま」となり髪を下ろしてしまわれます。華やかでいかにもお姫様風でステキだった「おまた返し」（篤姫の髪型）がもう見られないかと思うと、とても寂しく残念です。
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