早咲きの桜がきれいでした

友人と、奈良に遊びに行く。

朝起きたら晴れていたので「おお、良かった(^.^)」と喜んだのもつかの間、外に出てみれば風の冷たい寒い1日だった。

奈良駅周辺の商店街をぶらぶらして、目についたレストランで昼食を食べて、奈良公園の方へぶらぶら。

何度来ていても鹿が見えてくると、「奈良だなぁ～」と軽く感動する。

東大寺に向かって歩いて行きながら、途中で「やっぱり来たからにはちょっと鹿と戯れとく？」としかせんべいを買ったのだが、鹿の食いつき具合が尋常じゃなくてびっくりだった。
昔はもうちょっと遠巻きで、こちらが差し出すのを待つぐらいの余裕があった気がするのに、今日はもう、売店のおばちゃんにお金を差し出した時にはもう背後に鹿たちの群れ・・・
この鹿たちって、別にしかせんべいだけで命つないでるわけじゃないよね？
行きかう人間たちに対する目に「せんべいくれないかな、くれないかな」というような必死さが見えたような気がしたのは気のせいなのか・・・

さて、数年ぶりの東大寺。
風が冷たいとはいえ春めいてきているせいか、観光客で結構な混み具合。
昨年の京都ほどではないけれど、外国人もたくさん。
外国人には、京都と奈良ってどんな印象なんだろう。
私は、京都の華やかさも好きだけど、奈良のちょっと地味な感じ、垢ぬける前の少女のような素朴さも好きなんだけどなあ、そんな違いはわかんないかなあ～。

拝観料500円也を払って中に入り、大仏殿の正面に立つと、なぜか自分が見下ろされてるように見えるんだよね～。しかもそれが怖いのではなく「見てくれている」というような安心感を覚えるのがさらに不思議。
ぐるっと後ろに回っていくと、大仏さんの鼻の穴と同じ大きさの穴のあいている柱があって、くぐると厄除けになるとか言われてるけど、今日は長蛇の列だったのでパス。

その後、若草山に登ってみようかとふもとまで行ったものの、ふもとから見上げてみると結構な斜面で、ここまでで結構疲れが足に来ていておばさんたちは「また今度にしようか・・・あはは」とUターンしたのでした(^_^;)

でも、若草山からの眺めはホントに絶景。機会があったらまた行きたいね。
特に夜景が素晴らしいらしいんだけど、まー、家族や友達連れで行くところではないかもしれないな。頼もしい男性にエスコートしてもらって行くべき場所ですな。
しかも、奈良駅から徒歩20分ぐらいとは言え、8時ぐらいには街の灯が落ち始める田舎なので、ある程度奈良を知ってる男性でないと難しいデートコースかと思われます。

朝は寒いけど昼間は暖かくなるだろうとたかをくくって出かけたら、1日中結構な寒さで、冷え切ったおばさんたちは早々に居酒屋に落ち着き、本日の奈良観光は終了となりました。