TOUR FINAL at 代々木

2009年7月12日
TOUR FINAL at 代々木
“吉井和哉 TOUR 2009 宇宙一周旅行” ファイナルはお初の国立代々木競技場第一体育館。

広っ!!!

ドームは別として、パンドラツアー最終日の横浜アリーナの時のような途方に暮れる感が、会場に入った一瞬にありました。
が・・・。

指定の席にたどり着いてみると・・・なんともベストポジション。
1階Gブロック、ほどよく前寄りで、ステージがキレイに見渡せる。
吉井の姿も、銀色に輝く宇宙シューズ(今回ステージ上で着用のスニーカー)まではっきり見えました。

セットリストは以下の通り。
1.ノーパン
2.フロリダ
3.Biri
4.HOLD ME TIGHT
5.ウォーキングマン
6.ヘヴンリー
7.20 GO
8.魔法使いジェニー
9.MUDDY WATER
10.ROCK STAR
11.SNOW
12.シュレッダー
13.ONE DAY
14.恋の花 (オリジナルVer.)
15.TALI
16.ルビー
17.トブヨウニ
18.ビルマニア

アンコール
19.PHOENIX
20.FOR ME NOW
21.WEEKENDER
22.Shine and Eternity
23.またチャンダラ
24.JAM

日によって、20の曲が入れ替わることがあったみたいだけど、私は3日間ともこれでした。

ノーパンでまったり始まるものの、次の曲からすぐ戦闘モードに入るわけですが、5曲目ですでに一度死にます。

なんせ、ウォーキングマンが。ギターが。
腰砕けなんですわ。
今回は、吉井がVocal兼ギタリスト、というポジションでして、やっぱりロック(元)少女はエレキギターの似合う男に弱いんですわ。
その姿にもメロメロですが、バーニーとジュリアンと3人でかき鳴らすギターにはホントに、魂持って行かれました。
この快感は、CDでは絶対に味わえない。
これがあるからライブはやめられない。
・・・という真髄の1曲。

ジェニーで「お金が儲かる・病気しない・これ以上老けない」という魔法をかけてもらい。

ROCK STARでは、オーディエンスを煽ってくる吉井・・というよりロビンにちょっとキュンとしちゃったり。
やっぱりイエローモンキーは、誰になんと言われようと、最盛期を経験した自分には永遠のロックスターです。

シュレッダーは今回もへそに置かれてました。
これも、CDとは、同じだけと全く違う曲。吉井が歌う姿が、そのままこの曲。
彼にとってホントに大事な意味のある曲なんだろうと思います。
照明が印象的。

TALI。
今回なんかすごく、歌詞が刺さってきた。
ああ、これは“愛の歌”だなあ・・・と。
甘かったりロマンティックだったりして宙に浮いた「恋」ではなく、地に足のついた「愛」の歌だなあ、と。
いい歌です。

本編最後のビルマニア。
前回のツアーの時にはオープニングの曲だったけれども、発売前の「新曲」状態だったので「とりあえず聴く」といった感じの客席だったのが、今回はもう。
大爆発ですよ。うぎゃーーーー!って感じですよ。
ここで一回休ませてっていうタイミングで本編終了です。

で、アンコール。

今回、JAMがありました。
なんと。
バンドバージョンでした。
これにはもう誰も文句は言えなかったと思います。
今まで、“THE YELLOW MONKEY”の大事な曲、という意味合いが強すぎて、吉井本人も自分のライブでは「おまけ」として、一人で、アコギでの弾き語りでしかやってこなかった曲を。
初めて、イエローモンキーではないバンドで公式に披露したのです。
これはものすごく意味のあることで。
今まで、おまけJAMが出るたびに、いろいろいろいろ言われていたわけですが。
これからはもう、誰も何も言わないんじゃないかな。
そういう説得力のあるJAMでした。
私も、すごく納得したというか。
ああそうだ、と。
本来、こういう風にちゃんと演奏されるべき曲じゃないかと。
今まで、弾き語りJAMを聴くたびになにか痛々しい気持ちになったのは、つまりはこういうことだったんだと。
私は今回、引きずっていたものを-自分では引きずっているつもりはなくても断ち切れなかったものを-すっきり切り離してもらった気がしました。

毎回「伝説の」なんて言われるけど、今回は正真正銘、伝説のライブになったと思います。
行けて良かった、というか、立ち会えてよかった、と言う感じです。

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