2週間前に行ったときにあまりに具合が悪そうだった義母、その後、実妹の説得が功を奏し病院に行ってくれたのですが、結果、やはり入院ということに。

同居の義弟は「わざわざ来なくてもいい」とは言ってくれたのだけど、いろいろと気がかりもあり、3日間しか都合がつかなかったけど行ってきた。

こうなってみて初めて、いろいろと「なんかおかしい」と思えることがたくさん出てきて、正直言って途方に暮れている。
日常会話は普通だったので頭はしっかりしていると思っていたけど、そうもいっていられない状態かもしれなくて。

今回、近所のかかりつけのお医者さんにまず行って、そこで「もう少し大きな病院に行ってみようか」と言われた結果としての入院なのだが、「何がどうだから入院なのか、入院してなにをどうするのか」ということが、おそらくお医者さんは説明したと思うんだけどもお義母さんはまったくわかってなかった。
身体が痛くて動けないから病院に行ったはずだったのに、入院した病院からは「糖尿病の教育入院です」と言われ、渡された「病院での過ごし方」という1日のスケジュールには「運動」とか「学習」とかの時間があってどう考えても身体は元気な人向け。
それで主治医となった先生に「身体のあっちこっちが痛くて動けない状態だったんで病院に行ったはずなんですけど」と言うと「えっ、そうなんですか?どこが痛いの?」と、主治医の方ではまるっきり初めて聞いたという反応。
とすると、お義母さんもまた、かかりつけのお医者さんに「どこが痛い」というようなことは話していなかったのかもしれないし。

飲んでいた薬の中には主治医が「なんでこの薬が出ていたんだろう」と首をひねるようなものもあり、義母に「このお薬は○○の薬なんだけど、こんな症状やあんな症状があった?かかりつけの先生からはなんて言われた?」と聞いても義母からは何の返事も出ず、朝晩打っていたはずのインスリンの量も答えられず、血糖値の測定器も「電池がなくなって測れない」というので出してみれば、袋の中には換えの電池が一緒に入っていたり。

帰り際に病棟内を一緒に回って、トイレの場所や入り方なんかを一通り教えてきたのに、翌日には一切覚えていなかったり(昨日から今までトイレどうしてたんだろう、と思ったけど、「トイレに行ってくる」と言って廊下に出てうろうろしているので前日教えた所に連れて行ったら「ここはトイレじゃない」と言い、ドアを開けて中を見せてやっとわかって入る、という状態。)

要するに、理解力とか記憶力とかが著しく低下している?

だとすると、何より今後の問題として大きいのが。

今回、入院して2日間ですでにいくつかの検査をしたんだけども、糖尿病の合併症が出てきていることがわかり、退院後は自宅で「たんぱく制限食」というのをしていかなくちゃならなくなった。
これについては主治医の先生からは最初に「これはちょっと難しいんですよね・・・」と言われており、ネットとかでちょっと調べただけでもすごく大変。
今の母の状態ではとても理解できるとは思えず、じゃあ同居の義弟にしてもらうのかと言えば、もともと料理なんてほとんどできない上に、働きながらはとてもじゃないけどできるとは思えない。
だからと言って、いくら「じゃあ私が」と思っても、毎日の食事となれば時々行って様子を見るとかいうレベルでは済まないから現実問題としたら無理。

身体が痛がっていることを伝えたら、予定していた以外にもいくつか調べてもらえることになったので、その結果も気がかり。

いったいどうなっていくのか、どうしたらいいのか、私たちには何ができるのか。
出るのはため息ばかりなり。

コメント

いちごとうふ
いちごとうふ
2010年2月4日19:37

うーん、大変ですね。我が家の経験からいうと介護サービスを利用したほうが
いいような気がします。なんでも家族で、とか、もりのいずみさんが
背負ってしまうと共倒れになる確率が高いです。ヘルパーさんに来てもらって
食事を作ってもらうサービスもありますし、糖尿病の食事を届けてくれるサービスもありますよ。利用するもしないも自由ですのでとりあえず介護サービスに
申し込んでおくだけ申し込んでおくのも得策かもです。介護福祉のプロの方に
話を聞いてもらっていいアドバイスがもらえるかも。
せっかく高い税金払ってるんですから利用しない手はないかと。


>いったいどうなっていくのか、どうしたらいいのか、私たちには何ができるのか。

これすごいわかります。でもなるようにしかならないので、
あまり悩まず、できることをして、できないことは助けてもらう、の精神で
いってみるのはどうでしょう?

色々えらそうなこといってすいませんでした。

Mythril
2010年2月5日12:12

 
物理的な距離をどうにも出来ないのなら…
遠くの親戚よりも、近くの他人…に頼らざるを得無いのかもしれませんね…。
 
30年程前、ほぼ寝たきり状態の父の場合には公的な介護サービス等無くて、
介護・支援は家族でって時代でしたが…。
今は、公的な支援サービスを主体に考えるべきなのかな…?
 
注意しないといけないのは…
今の制度でも介護と看護の連携が不十分なのではとも感じます。
食事も含めた糖尿病治療、インスリン投与等の看護支援と日常生活のQL維持の為の支援の連携を図りたい旨をハッキリと告げて相談するしか無いのかも…。
 

Mythril
2010年2月5日20:35

追伸…

入力ミスしてしまいました…
 
QLでは無くてQOLでした。
 

もりのいずみ
2010年2月8日13:46

☆いちごとうふ様
ご心配ありがとうございます。
物理的にいろいろと大変になりそうなこともさることながら、義母の頭がどのくらいしっかりしているのかがわからなくなったことが一番ショックでした。
いろいろ調べてはいますが、正直混乱しています。

☆Mythril様
コメントありがとうございます。
公的な介護サービスも、介護認定をもらうことが前提なので、今の義母の状態からはそれが微妙です。
食事は宅配でなんとかなりそうなのですが・・・。

>今の制度でも介護と看護の連携が不十分なのでは
確かにそのようで、いろいろ調べてはいますが、たとえば「訪問介護」と「訪問看護」とはまったく別もののようですし・・・。

母の状態、義弟の認識、私たちにできること、これらのすり合わせがすごく難しいと感じています。

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