最近の土曜日は、「ゲゲゲの女房」の総集編を見てから「俳句王国」へとなだれ込む、というのが定着してきました。

「ゲゲゲ」は一応毎朝見てるんだけども、ながら見、なので細かいシーンを見落とすことも多く。そして土曜日は大概8時過ぎまで寝ているので、土曜日の分を見るためにも総集編を見ております。

松下奈緒さんの好演もあって、この女性は本当に偉いなあと、わが身を省みていろいろと思うことが多い。
基本、受動態。そして、全然自己中心ではない。受動態でもジコチューだと、自分は何もせず相手を責めるだけ(「あたしを幸せにするって言ったじゃない!」みたいな)になっちゃうと思うんですよ。でもそうじゃない。なぜなら、ある意味徹底的に夫中心だから。
だからなにがあろうと・・・貧乏だろうとなんだろうと、受け入れられる。
なんというか、「愛情」がちゃんと他者に向いてるな~ってすごく思う。
今は相手より先に自分を考える時代になっちゃったからなー、夫婦が上手くいかないのも道理だという気がします。

原作本も読みましたが、奥様の性格もあって、本当に大変なところは書かれていないような感じを受けました。あるいは、本当に、今になってみればそれほど苦労とは思っていないのかもしれない。だからこそ「終わり良ければすべて良し」って言えるのかも。それには「疑わずに生きてきた」っていうのが大きいような気がします。巡り合いの縁を信じて、この人と生きていくんだという信念を持って。

このご夫婦は、これから先に「大ブレーク」が待っているわけだけど、外から見たら「大成功」の内側を描くことで、夫婦という男女の形の土台みたいなのが見せてもらえるんじゃないかなあ、というあたりに期待しています。

そして、その総集編が終わるとすぐ、「俳句王国」の始まり。
これは、たまたま、「ゲゲゲ」が終わってすぐ流れてきたタイトルがキレイで、なんだろ~と思ってたらこれが始まって、ついつい見てしまった、というものなんだけれど、今では週に1回の楽しみとなってます。

俳句については、学校の国語の時間にしか触れたことがなかったクチ。
でも、この番組はいろんな人がそれぞれの感性で詠んだ句が紹介されて、解説されて、すごくわかりやすくて面白い。
今日は「ビギナーズ第2回」で、主催の夏井いつきさんという先生が初心者にわかりやすく、しかし時には厳しく、いろいろと教えてくれました。
この先生がまた素敵な女性でねー、あー、いつか自分も詠んでみたいなーという気にさせられます。

最近こんな風に、日々の中でポチポチと楽しみが増えてきまして。
今後の生き方、みたいなのにちょびっと悩んだりしてたんですけど、気楽に気長に行けばいいかぁ~、みたいになってきました。

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