江～かみちゅ　NHK-BS2

今年もいよいよ始まりましたNHK大河ドラマ「江」。
まず1回目を見た限りでは、今年も楽しめそう～♪、と思っとります。

オープニング、キレイでした～、音楽もよかったです。

音楽の事を先に言うと、時代劇らしからぬ、すごく現代的な感じを受けました。ゲーム音楽っぽいところもあったし・・・なんかクラシックギターが印象的な曲もあったし・・・

演出については、前々からいろんな特番とかで「今度はオーソドックスに行く」ということを聞いていたので、それは「龍馬伝」がアレだったからそれに対しての予防線かな、と感じていたのですが、そんな後ろ向きな意味ではなかったですね。
私は、オーソドックス、という言葉が当てはまるのかわからないけど、なんか韓流っぽいというか・・・あんまり観たことはないのでそう言っていいかわからないけど、そういうベタさ（臭さ？）を感じました。でも、それが嫌とかダメとかじゃなくて、すごくハマってたなーと思うのです。で、そういう演出って、オーソドックスっていうのかもしれないけど、私には（韓流をあまり観たことないから？）新鮮でした。

今回は江の母の市のお話だったわけですが、特に印象的だったのは浅井長政との描き方です。
美濃から近江へ行く途中のどこかで、美濃の家臣たちから近江の家臣たちに引き継がれて嫁入りしていくシーンでは、マリーアントワネットの嫁入りとイメージがダブって「国と国との結婚なんだ」ってことを実感したし、迎えた夫の時任三郎＠浅井長政が、市が一目ぼれするのも納得のさわやか好青年で、「あぁ、敵国の王子様なんだ、この人は」ということも良くわかって、なんかそういうシチュエーションがめっちゃロマンティックでさ～（*^_^*）
ある意味少女漫画チックと言えるくらいベタな描き方だったと思うのですよ。
時代劇にこんなロマンティックを感じたことはない・・・ような気がする。篤姫と殿のカップルもすごく可愛くて切なくて少女漫画的だったけど、今回ほど“ロマンティック”ではなかったと思うのですよね～。

その他にも、秀吉とか足利義昭とか明智光秀とか、キャラがいちいち立ってるというか・・・全般的に俳優さんたちがオーバーアクションな感じがして。
でも、その「わかりやすさ」がウケるんじゃないでしょうかね。

今回は小谷城が陥ちるまで、で、その最後もウルウルでした。時任さん、今回だけなんて残念だ。ステキだったなぁ～。


で、「江」初回を観終わって、テレビ付けっぱなしのまま一緒に観ていた娘と感想を言い合っていたらアニメが始まって。

主人公らしき女子が「あたし、昨日から神様になっちゃったのぉ」と言うところから始まって。なんで神様なんかになっちゃったかってことはスルーで、神様になったところから始まるんですね、話が。もう神様前提で。そういうのにワタクシ、弱くって(^_^;)

結局その子は中学生で、「神様で中学生」だから「かみちゅ」ということらしいんですが・・・それがその後の展開もシュールというのか、女子中学生たちのまったり感と、展開のシュールさの絶妙なアンバランスとでもいいましょうか、とにかく目が離せなくなりまして、帰ってきて「おい、メシ」と言ってるダンナ無視して見入ってしまいました。

来週からはBS2で「江～かみちゅ」と言う流れで日曜の夜が過ぎていくことになりそうです。