映画「オデッセイ」(ネタバレ)
画像にあるように、原題は「THE MARTIAN」=「火星の人」
まさしくそれ以上でもそれ以下でもない物語。
「オデッセイ」なんていう邦題をつけるから、余計な期待を持ってしまったじゃない…と言いたくなっちゃうような。

ストーリーは、火星探査チームが調査中に嵐に遭い、行方不明になったマークを残して他のクルーは地球へ向かう。
死んだと思われたマークは生きていて、次に地球から探査機が来る4年後までなんとか生き延びてやると決心してサバイバルを始める。
火星を観察しているNASAが、マークが生きていることに気づき、紆余曲折あるものの、救出の方向に動きだす。
いろいろ困難はあるものの、中国までもが協力を申し出て、最後はめでたしめでたし。

さっきから感想書こうとして、ツッコミしか出てこないので細かいことをかくのはやめる。

まぁ、一言でいえば、つまんなかった、私には。
やっぱり、アメリカのサバイバル物は苦手。どうしても、傲慢さを感じてしまう。
なんかあの、人間の万能感とか楽天的なものの見方とか。
俺たちが一番エライ、的な。
その「俺たち」が、いままでは「アメリカ人」だったけど、今回は「人類」に変わっただけ、みたいな。

中でも、すごく拒否感があったのが。

地球側で、ブレーンたちが救出方法を悩んでいるところに、画期的な提案をするのが、アスペルガー的な特徴の若い男の子なんだよね。
発達障がいのことを知らない人には、なんであの子なのかってことがよくわからないと思うんだけど、私は逆の意味で、なんでこういう場面にこういう子を登場させるかなって、なんかすごくイヤだった。こういう人のことも理解してますよ、ちゃんと認めてますよって?そういうのがわざとらしいんだよって、僻みかもしれないけど。

ストーリーがあまりになんの意外性もなく突き進むので、最後の最後のところで、もしかしてここで失敗して、マークが宇宙空間に漂う絵のバックに、David Bowieの「Space Oddity」が流れたりするんじゃ・・・そんなどんでん返しがあったりするんじゃ・・・タイトルだって「オデッセイ」だし・・・なんて想像をしてしまったのだけど、そんなこともなく、めでたしめでたしへ突き進んで終わりでした。

だめだ、私、こういうのはやっぱり楽しめない。

コメント

磯野コンブ
2016年2月24日15:38

もりのいずみさまお帰りなさーい!待ってたよー!
私も1年とか半年とか留守にしてたりで(笑)
まあ自分の記録のつもりで、となるべく書こうと思ってます。だって忘れちゃうんだもん!
「オデッセイ」か「ザ・ウォーク」どっちか見ようと思ってて日が過ぎてしまいました。ま、行かなくていいかな。

fiona&Aurélie
2016年2月24日23:42

もりのいずみさん、こんにちは♪

お久しぶりです、お帰りなさい☆
また鋭い感想、楽しみにしています^^

もりのいずみ
2016年2月25日20:18

★磯野コンブさま
またしても、戻ってまいりました・・・(-_-;)
これからもこんな具合かもしれませんが、ぬるい目で見てやってください。
わたしも、とびとびながら書いてきて、結構昔のことを思い出すのに役立ってます。

「オデッセイ」は、私がヒネクレているだけで、大方の感想は「面白かった!」ですので、一見の価値はあるのではないでしょうか。一緒に行った息子には「これを素直に面白がれないなんて、カワイソウ」などと言われました。

もりのいずみ
2016年2月25日20:20

★fionaさま
ご無沙汰いたしました
また、いろいろと好き勝手を書かせていただきますが、自分に跳ね返って来ないように気を付けようとは思っています。
またよろしくお願いします。

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