秋ドラマ

あれもこれも見たいと思いながら、日々の暮らしの中で見きれる量を・・・と厳選して選んだのが以下の作品。
いまのところ、どれも「アタリ」だったかな、とこの先を楽しみにしています。

◆まんぷく（NHK）
最近の朝ドラは、とりあえず外せません。今回は特にキャストも豪華だし。
いつもは、スタートからまだ1ヵ月ぐらいは、まだ観る方も手探りな感じなのに、今回はすでに出来上がった感があります。脚本も、ベタな感じになるのかなと思っていたら、意外とそうでもない。松坂慶子のお母さんや松下奈緒の次女の家庭とか、面白い描き方してるなーと思うし、橋本マナミの恵さんの結婚にはびっくりしたし、これから先も何があるやら、楽しみです。

◆僕らは奇跡でできている（フジテレビ）
フジテレビ制作、というのがちょっと意外。公式にはそうとは出てないけど、主人公は発達障害に分類される人ですね。我が家にも同類がいるので、主人公の行動がいちいち腑に落ちて・・・うーんなんだろうなー、私としては「見ていて複雑」という感情が一番合ってるかな。
こういうドラマって、発達障害（的）な人に対する「理解」の繋がるのかな、とか、変にファンタジーにしてしまうのもどうなのよ、とか、面白いでしょ？かわいいでしょ？こういう人、って思いつつも、現実に身近にいたらなかなか面倒だろうな、とか、いろいろ思いつつ、総体的には好感を持って見ています。
2回目終わりで「大嫌いだった自分を大好きになれた」というセリフがあり、そこをちゃんと描いてくれるのか、どう描かれるのかに注目しています（それって結構、この障害を自覚している人にとっては永遠の課題みたいなところがあると思うので）。

◆獣になれない私たち（日本テレビ）
これも、現代あるある、な話。初回を見て「やめちゃえばいいじゃん、こんな会社」と思ったら２回目で、派遣からの正社員、という立場だったことがわかり、なるほど～と。「できて当たり前」の今の時代では、真面目で能力のある人ほど貧乏くじ、という矛盾がうまく描かれてます。
で、こんな状況の中で「恋」というものが果たして打開策になるのか？
いやいや、まさかそんな安直な描き方はしないでしょうけど、松田龍平の存在がどう作用していくのか読めなくて先が気になります。
行きつけのビールバーが良い感じ。こんなお店があったら行ってみたいわー、と言ったら、いつ行ってもこんなに空いてる「感じの良いお店」なんてあるわけない！と息子から一刀両断されましたが(^_^;)

◆昭和元禄落語心中（NHK）
原作はマンガ。で、原作を読んだ者として言えるのが、「マンガよりいい」ということです。
マンガも面白かったのですよ。人気声優いよるドラマCDが作られアニメ化もされました。でも読んでいて、全10巻のうち半分ぐらいは作者の思いが先走って話が上滑りしてる感があったのです。それが、ドラマではきちんと整理されて、現実感を持ってうまく描かれてます。
岡田将生も山崎育三郎もハマリ役！原作通りならこの先の展開は結構エグイ・・・はずなんですが、どう描かれるのでしょうか。

◆今日から俺は！（日本テレビ）
これも、原作はマンガ。基本、少年漫画は読まない私ですが、この漫画の原作者・西森博之のマンガは例外で大好きで、これも若かりし頃読んでました。
それが、今頃ドラマ化されるとは！
しかも、原作のエッセンスそのままに、くっそ面白い！（あっ・・・つい若者言葉を使ってしまった）
少年版・アウトレイジ、みたいと言いましょうか、とにかく、男がイキってる姿って、どうしてあんないオモロイんでしょうね～。俳優さんたちが振り切って演じてくれていて、それがこのドラマを成功させているポイントだと思います。


続いているのは以上かな。「西郷どん」、ちょっと息切れし始めて、飛ばし見となってきてます。
「ブラックスキャンダル」「結婚相手は抽選で」「主婦カツ！」は1話だけで挫折。
「中学聖日記」「大恋愛」は、興味はあったけど、もういいか～、その時間別の事に使いたいかな、となりました。

今後、27日から始まるNHKの「ぬけまいる」は、原作が面白かったので見て見ようと思っています。