勃発－調停　いいかげん疲れた

なんか最近、怖いくらい平和だなー

なんて思ってしまったから、罰が当たったわ。

相性最悪の父娘が衝突。

今回はモノが飛んで修羅場だった。

娘は31、父親は60ですよ、どうなんですか、これは。

普段からチクチクあるんだけど、こっちはそこから戦争に発展しないように間を取り持ってるつもりだった。
それでも定期的に勃発する。
その都度、娘の話を聞き、夫に伝えて諭し、
収まったかに見えても実は収まってないんだよね。

今回、娘から、言いたいことをいつも途中で止められる、最後まで言わせてもらえないからイライラが積もり積もって爆発する、と言われた。

だけどね。

娘は、およそ父親に対する口とは思えない口調で、自分の気に入らない点を非難する。
私としては夫婦だし同世代だしというところで、どちらかというと気持ちが夫寄りになるんだけど、娘にしたらそれがまた気に入らない。
自分は正しいことを指摘しているのに（父親には、それは人間的におかしいだろうという部分があるのだという）、発言を止められたり、そういう人なんだからわかってやれと言われたり、自分の方が諫められるのが納得できない、理不尽だ、と泣く。

60年それで生きて来た人に、今の時代の感覚や価値観で「それはおかしい」「こうあるべき」と言ってもなかなか通じないよと思うし、もう許してやってくれよと思うのだけど。

私が一番気になるのは、夫と私の関係、つまり夫婦間では合意がなされている点においても、横から「それはおかしい」「改めろ」と言ってくる事。
私がいくら「それは夫婦間の問題で、私がいいと思っているんだからあなたがとやかく思う必要はない」と言っても、人間としておかしい、許せない、と言う。
なんでそこまで、と理解ができない。

夫の方は、ハナから余り相手にしていない。
それも良くないのは良くないんだろうけど、娘は理屈大魔王なので、言葉でやりあってると感情的にヒートアップしてしまうのがわかっているので、なるべく右から左へ流すようにしている。
それはそれで努力だとは思うけど、娘の要求に応えるわけではないので、解決には繋がらない。

家を出て独り暮らしした方がいい、と言っているし、自分でもそれはわかっているけど、ふんぎりがつかない、という。
娘は、向田邦子の「阿修羅のごとく」に出てくる滝子みたいなマイナス志向人間なので、一人暮らしを希望的に思い描くことができないのだ。

だけど今回はホントに危うかったので、私も息子も限界を感じ、もういい加減にしてほしいという話をした。

夫は「努力する」と言い、娘は「少しでも変わってくれたら」と言う。
そんなんで、きれいさっぱり解決するとは思えないけど、とにかく、今回のような修羅場だけはもう二度と起こさないでほしい。
いい歳して、まったく。

夫には、この歳になっても好きなように暮らせなくてしんどいだろうな、と同情するし、娘には、日々心穏やかに、幸せを感じて暮らしてほしいと思う。
だけど、もう私にできることはない。
各自、自分の中で落としどころを見つけてもらうしかない。

今年はホントにいろいろありすぎ。

来年はなんとか穏便に過ごせますように。