タカラヅカ的美意識からしたら、これはないわ・・・⇒
演目は
グランステージ「夢現無双-吉川英治原作「宮本武蔵」より-」
レビュー・エキゾチカ「クルンテープ 天使の都」
そもそもが「タカラヅカで宮本武蔵?(-""-)」という感じだったけど、美弥るりかのサヨナラなので一目見ておかねばと行ってきました。
多くの場合、期待しなかったものほど「良かったよ!」となることが多いけど、今回はそううまくは行かなかった。
もう、何から書いたらいいかわからないくらい、酷かった。
ただ単につまらない、という以上に、作品として破綻してる感じがしました。
脚本も酷くて、もう訳が分からない。武蔵は何をしたい人なのか、ただの人斬りにしか見えない。
お通とも結ばれず、最後は一人で去って行く。どっちかっていうとたまきちのサヨナラのよう。
衣裳も美しくないし、歌やダンスもまったくそぐわないし・・・
なによりもダメなのは、2番手美弥るりかのサヨナラだというのに、見せ場がいっこもない!
最後の決闘の場面も、超あっさり、切られて倒れてせり下がって終わり。
正直、怒りを覚えました。
ショーのほうは、名手・藤井大介先生の作品なので、さすがの安定感。
タイをテーマにしたきらびやかなショーでした。
しかし。
トップの珠城りょう。
トップになって3年目に入るというのに、いっこうにオーラが出てこないのが、さすがに気になります。
トップって、登場するだけでパーッと空間が華やぐ、みたいな、後光が射す感じがあるんだけど、それが、ない。
真ん中にいて衣裳が一人だけ違うから「あ、トップなんだな」ってわかるっていうレベルなんだよね、まだ。
大柄で精悍な容姿で、男役の要素はちゃんと持っているんだけど、ダンスも歌も、今日なんてお芝居でも、なにか自信なさげというか、メリハリがないというか、なにか縮こまっちゃってる感があります。
宝塚の組には、組長と副組長という人もいますが、外に対して組のカラーを出したり組らしさを牽引したりするのはトップの力なので、もしかしたらそういうのが苦手な性格だったりするのかな。
月組、もう大好きなみやちゃんもいなくなっちゃうし、気になる下級生も特にいないし、次回作はウィーンミュージカルなんだけども、潤色・演出が今回と同じサイトー先生だし、今はちょっと行く気は起きないかな・・・・・
今年も宝塚のキレイな桜が見れました(写真2枚目)。
昨年は3/29に宙組を見に行ったときに桜が満開でした。なんで覚えているかというと、その日は宝塚音楽学校の合格発表の日だったのですね。駅から劇場までの道々のあちこちで、泣いている子と慰めるお母さんらしき人、というのを目撃してしまって、こちらまで辛かったのを思い出しました。
その昨年から考えると、今年はやっぱり少し開花が遅かったんですね。
演目は
グランステージ「夢現無双-吉川英治原作「宮本武蔵」より-」
レビュー・エキゾチカ「クルンテープ 天使の都」
そもそもが「タカラヅカで宮本武蔵?(-""-)」という感じだったけど、美弥るりかのサヨナラなので一目見ておかねばと行ってきました。
多くの場合、期待しなかったものほど「良かったよ!」となることが多いけど、今回はそううまくは行かなかった。
もう、何から書いたらいいかわからないくらい、酷かった。
ただ単につまらない、という以上に、作品として破綻してる感じがしました。
脚本も酷くて、もう訳が分からない。武蔵は何をしたい人なのか、ただの人斬りにしか見えない。
お通とも結ばれず、最後は一人で去って行く。どっちかっていうとたまきちのサヨナラのよう。
衣裳も美しくないし、歌やダンスもまったくそぐわないし・・・
なによりもダメなのは、2番手美弥るりかのサヨナラだというのに、見せ場がいっこもない!
最後の決闘の場面も、超あっさり、切られて倒れてせり下がって終わり。
正直、怒りを覚えました。
ショーのほうは、名手・藤井大介先生の作品なので、さすがの安定感。
タイをテーマにしたきらびやかなショーでした。
しかし。
トップの珠城りょう。
トップになって3年目に入るというのに、いっこうにオーラが出てこないのが、さすがに気になります。
トップって、登場するだけでパーッと空間が華やぐ、みたいな、後光が射す感じがあるんだけど、それが、ない。
真ん中にいて衣裳が一人だけ違うから「あ、トップなんだな」ってわかるっていうレベルなんだよね、まだ。
大柄で精悍な容姿で、男役の要素はちゃんと持っているんだけど、ダンスも歌も、今日なんてお芝居でも、なにか自信なさげというか、メリハリがないというか、なにか縮こまっちゃってる感があります。
宝塚の組には、組長と副組長という人もいますが、外に対して組のカラーを出したり組らしさを牽引したりするのはトップの力なので、もしかしたらそういうのが苦手な性格だったりするのかな。
月組、もう大好きなみやちゃんもいなくなっちゃうし、気になる下級生も特にいないし、次回作はウィーンミュージカルなんだけども、潤色・演出が今回と同じサイトー先生だし、今はちょっと行く気は起きないかな・・・・・
今年も宝塚のキレイな桜が見れました(写真2枚目)。
昨年は3/29に宙組を見に行ったときに桜が満開でした。なんで覚えているかというと、その日は宝塚音楽学校の合格発表の日だったのですね。駅から劇場までの道々のあちこちで、泣いている子と慰めるお母さんらしき人、というのを目撃してしまって、こちらまで辛かったのを思い出しました。
その昨年から考えると、今年はやっぱり少し開花が遅かったんですね。
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