三浦百恵さんのキルト作品集です。
え?三浦百恵ってダレって?
って感じでしょうかね~、今は(;^_^A
型破りのすごいアイドルだったんだよ~、とアラサーの子供たちに話しながらページをめくり始めすぐに、眼鏡をかなぐり捨てて、裸眼で食い入るように一つひとつに見入り、読みふけってしまいました。
キルトを作る目的の一つが、ご自宅のリビングの壁にかけるため、なので、大判のタペストリーをいくつも作っていらっしゃるのですが、その一つ一つが複雑で緻密で色遣いが絶妙で、才能のある人がやったら「たまたま、何気なく始めた」ところから、こんな高みにまで行けるんだ~、と呆然としてしまいました。
そして、一点一点にまつわる制作時のコメントは、家で家族を想いながら、帰りを待ちながら、あるいは親しい人たちを想いながら一針一針を進めた、“その時の百恵さん”が息づいていて、ああ、幸せな人生を送って来られたんだなと、こちらもとても満たされた気持ちになりました。
初めてパッチワークというものに触れた時の雑誌と、自分で作った作品、自分でデザインを起こしたときの下書きや図面、なども豊富に載せられていて、興味深いです。なんとなく、まだ私たちが知っている面影の百恵さんが、「これ、キレイ、面白い!」って思って夢中になっていく様が目に浮かぶような気もしてしまうのです。
夫の友和さんに送りたい一心で見様見真似で設計し、先生の指導を受けながら作り上げた綿入れ半纏(デザインと布の色遣いのセンスがすごい)。
息子さん一人一人の個性を想いながら縫ったベッドカバー(息子さんの安心感が伝わってくるような)。
そんなご家族の姿もちらりちらりと見せてくれながら、素晴らしい作品が次から次へと現れます。
そして、パッチワークキルトというものが単に布切れを縫い合わせるだけのものじゃないということを思い知らされました。
たくさんの◆□▼を組み合わせて1枚の絵に仕立て上げるなんて、それをゼロから作り上げるなんて、私には絶対ムリ!百恵さんは、実はリケジョだと思います!
これで2000円(税抜き)は超サービス価格です!
収益は東日本大震災などの災害支援に回したいとのことで、たくさんの方に買ってもらえるようにという思いがあったのでしょうか。
ふっくらにこにこ、ふつーのカワイイおばさんになった百恵さんにも会えます。
当時「山口百恵は菩薩である」なんていう本も出たりしましたが、あながち間違っていなかったんじゃないかと思ってしまうような、「昭和の女の理想」を見たような気がしました。
でも、とにかく、まずは三浦百恵さんが誰だったか、ということは置いといて、この作品たちの素晴らしさを堪能したいし、してほしい、と思う一冊です。
え?三浦百恵ってダレって?
って感じでしょうかね~、今は(;^_^A
型破りのすごいアイドルだったんだよ~、とアラサーの子供たちに話しながらページをめくり始めすぐに、眼鏡をかなぐり捨てて、裸眼で食い入るように一つひとつに見入り、読みふけってしまいました。
キルトを作る目的の一つが、ご自宅のリビングの壁にかけるため、なので、大判のタペストリーをいくつも作っていらっしゃるのですが、その一つ一つが複雑で緻密で色遣いが絶妙で、才能のある人がやったら「たまたま、何気なく始めた」ところから、こんな高みにまで行けるんだ~、と呆然としてしまいました。
そして、一点一点にまつわる制作時のコメントは、家で家族を想いながら、帰りを待ちながら、あるいは親しい人たちを想いながら一針一針を進めた、“その時の百恵さん”が息づいていて、ああ、幸せな人生を送って来られたんだなと、こちらもとても満たされた気持ちになりました。
初めてパッチワークというものに触れた時の雑誌と、自分で作った作品、自分でデザインを起こしたときの下書きや図面、なども豊富に載せられていて、興味深いです。なんとなく、まだ私たちが知っている面影の百恵さんが、「これ、キレイ、面白い!」って思って夢中になっていく様が目に浮かぶような気もしてしまうのです。
夫の友和さんに送りたい一心で見様見真似で設計し、先生の指導を受けながら作り上げた綿入れ半纏(デザインと布の色遣いのセンスがすごい)。
息子さん一人一人の個性を想いながら縫ったベッドカバー(息子さんの安心感が伝わってくるような)。
そんなご家族の姿もちらりちらりと見せてくれながら、素晴らしい作品が次から次へと現れます。
そして、パッチワークキルトというものが単に布切れを縫い合わせるだけのものじゃないということを思い知らされました。
たくさんの◆□▼を組み合わせて1枚の絵に仕立て上げるなんて、それをゼロから作り上げるなんて、私には絶対ムリ!百恵さんは、実はリケジョだと思います!
これで2000円(税抜き)は超サービス価格です!
収益は東日本大震災などの災害支援に回したいとのことで、たくさんの方に買ってもらえるようにという思いがあったのでしょうか。
ふっくらにこにこ、ふつーのカワイイおばさんになった百恵さんにも会えます。
当時「山口百恵は菩薩である」なんていう本も出たりしましたが、あながち間違っていなかったんじゃないかと思ってしまうような、「昭和の女の理想」を見たような気がしました。
でも、とにかく、まずは三浦百恵さんが誰だったか、ということは置いといて、この作品たちの素晴らしさを堪能したいし、してほしい、と思う一冊です。
コメント
思えば高校生だったあの頃。三浦友和さんとの挙式の放送に間に合うように、自転車をこれでもか!って速さで漕いで帰宅して、息を切らして画面に見入りました。輝くような百恵さん。綺麗でした。引退前に出版された「蒼い時」も話題になりましたね。そに百恵さんも還暦を迎えられたのですね。
私も会社を辞める時送別会で「さよならの向う側」を歌いマイクを置きまして。
皆様に「お前が百恵ちゃん気取るな!!」と、温かい餞の言葉を頂きました。
そうですか…百恵さんを知らない世代なんですね、お子様方…^^;
私も歳を取るはずですね。
顔が見えないことをいいことに書きますが、百恵ちゃんに雰囲気が似てると言われて多大な恩恵を受けてモテてた10代後半。
とにかく憧れのスターで、彼女の結婚式のちょうど1年後に籍を入れて、同じ21で結婚。祐太朗くんが生まれた2カ月後に息子が生まれて、彼女の人生を追いかけたつもりだったけど、いつしか道は分かれ。。(当たり前)
うん、絶対買おう。それ見て私もパッチワーク再開しよ。
私たちの年代には、百恵さんはアイドルの中でも別格でしたよね。花嫁姿も、カスミソウの髪飾りとシンプルなウェディングドレスが上品で素敵でしたよね。私は当時、日曜日に家族で出かける時に「留守番してる」と言って一人家に残り、レコードかけて熱唱してました。もちろん、なりきって(笑)
当時のイメージそのままの、すごく素敵な普通のおばさんになられてて、やっぱり元から別格な人だったんだなぁと思いました。
ぜひ、買ってください!巷では、祐太郎くんをバックアップするつもりで出版したのではとかも言われてますが、そんなの関係なく、一人の女性の作品集としてとても完成度の高いものになってます。
私もパッチワーク、また始めよう、って思ってます(笑)