ミュージカル・フルコース『GOD OF STARS-食聖-』
スペース・レビュー・ファンタジア『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
トップコンビ=紅ゆずる・綺咲愛里のサヨナラ公演。
大好きな大好きなさゆみさんの星組。
その最後の公演、絶対に見に行きたい!!!と気合を入れてチケ取りに挑んだら、チケットの神様が想いを汲んでくださったのか、友の会でSSとSが当たった!
もう、一生分のチケ運を使ってしまったんじゃないかと思いつつも、先週、今週と厳粛な気持ちで観に行ってきました。
全般的に“特製・紅ゆずるフルコース”とでもいうべき、力の入った公演になっています。
星組人気を支えているのは2番手(であり、次期トップ)の琴ちゃんの力も大きいんだけど、今回ばかりは出番も控えめ、特にショーはさゆみさんオンステージに近い印象があり、ファンとしては大変に見応えがありました。
『GOD OF STARS-食聖-』は、解説によると“アジアン・クッキング・コメディー”
どこまでもにぎやかで楽しくはじけたコメディー、なのに、泣けてくるよ、なんでなんで?( ;∀;)
『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の方は、もう打って変わって、トップオーラ全開!
「頂点で輝くスター」という言い方が全然大げさにならない存在感。
特に、若央りさ振付のボレロの場面は圧巻で、クライマックスで登場するさゆみさんのラスボス感といったら!
トリハダもんです。
フィナーレの、三味線の演奏での黒燕尾群舞、からの、あいりちゃんのソロ、からの最後のデュエットダンス、の流れは、息をするのも忘れるほど。
・・・なんだけど、そこでちゃんと「息して!」っていう遊びが一瞬入るのが、さゆみさんの星組。
酒井先生は、宝塚を愛するさゆみさんのために、ものすごくオーソドックスな、だけど、最先端のレビューを作ったんだなと思いました。
S席での観劇の時、15、6列目だったんですが、運が良いことに前方に背の高い方が誰もいらっしゃらなくて、舞台がノーストレスで見渡せました。
ショーのオープニング、さゆみさんが一人で銀橋に出てこられた時に、もう見納めだ、とオペラグラスでガン見してたら気が付いてくださって、しばしこちらに視線を飛ばしてくださいました。
これから先、辛いことがあった時は、あのさゆみさんの微笑みを思い出して生きていきます!
あとは大劇場の千秋楽と東京での大千秋楽のライブビューイング。
あ、その時はサヨナラショーもあるんだ・・・
あぁ~(泣)
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