そういうお年頃

夫、61歳。
お酒大好き、ポテチ＆コーラ大好き、お肉大好き、野菜嫌い。
健康のために、なんてことは考えたこともない、けど、健康診断の結果はいつもオールオッケーだぜ！

と調子に乗っていられたのも、50代まで。

数年前から、定期的にアレルギー喘息が出るようになっていたけど、よっぽどにならないと医者に行かない。
「周りが迷惑だから医者に行け」と口を酸っぱくして言ってようやく、ということを3～4年続けてきて、ついに今回の健診で「要精密検査」が出た。

でも、そこから病院に行かせるのがまた一苦労、仕事が詰まっていて行かれない、と1か月ほどうだうだして、ようやく、健診結果を持って呼吸器内科に行った。
CTに映っていた肺の「すりガラス影」、病院で改めてCTを撮って「やっぱりありますね～」と言われ、がんの赤ちゃんの可能性も否定できないからお盆休み明けにもう少し詳しい検査をしましょう、と言われて、現在、次の診察日待ち。

長年、盆も正月もなく仕事してきた人が、珍しく3連休を取ったあと、昨日から出勤してるけど毎日早々と帰ってくる。
そして、こころなしか表情が暗い。大好きな刑事ものドラマを見ているけど、その後ろ姿はどことなく、心ここにあらず、に見える。

今日、夕飯食べに来ていた娘に、元気ないじゃん的にツッコまれてたので「パパはちょっとユーウツなんだから、そっとしといてあげてや」と言ったら、本人も「検査ばっかりでユーウツなんだよ」と否定しなかった。

まあ、わかるよ、その気持ちは。
特にあなたは「同年代の同僚たちはみんな、なんかしら悪い数字が出てるのに、オレはいつもなんともないんだよね～♪」なんて言ってた人だからね。

それにしても、煙草も吸わないのに肺に来たっていうのは、やっぱり遺伝的な体質なんだろうか。お義父さんが肺がんだったのはヘビースモーカーだったから、と思ってたけど。
そういえば私も、父親の胃弱をそのまんま受け継いで、「私はお酒も煙草もやらないから、気を付けてれば大丈夫だろう」と自分に言い聞かせつつ、病院で経過観察の身。
夫もきっと内心で「煙草は吸ってきてないから、きっと大丈夫」と思おうとしてるんじゃないかな。

でも、今までの不摂生は影響してると思う。ホントに、こっちが苦しくなるような咳が出ても、なかなか病院に行かなかったのは、失策だったと思う。
反省して、これからは真面目に病院行ってください。
まだまだ元気でいてくれないと、困ります。