「ぱくりぱくられし」と「すいか」
木皿泉の新刊「ぱくりぱくられし」を読んで、伝説のドラマといわれる「すいか」がどうしても見たくなって、ググってみたら、今の時代はまあ、なんと便利な事でしょう、アマプラでもhuluでも見られるではありませんか。

新しいテレビだと、リモコンにあらかじめhuluやNetflixなどのボタンもついていて、ワンタッチでアクセスできるので、さっそく登録してとりあえず第1話を見ました。

今から16年前のドラマ、ですが、とてもそんな前のものとは思えない。
女優さんたちはみなさん、今よりすこーしお若いし、携帯電話は二つ折りのアンテナが出ているタイプだけど、そんなのは全く気にならない新鮮さがありました。
木皿泉さんの作品って、言葉遣いが自然で普通、なんですよね。だからなのかな。
で、少し明るめの、少し軽めのテンションでありながら、登場人物一人一人がちゃんと立体的でその人がちゃんと見える感じがして・・・
なんか、なんでもないやりとりなのに、見ていて泣きそうになる瞬間がありました。

まだ1話しか見てなくて、どんな話かもよくわかってない段階からこれって、どうなんだ・・・と、すでに「伝説の」と言われる力に圧倒されている・・・?

なんかよくわからないけど、一気に見るより、1話ずつ丁寧に見ていきたいドラマです。

ちなみに「ぱくりぱくられし」は、木皿泉を構成しているご夫婦の対談形式のエッセイ(?)や、奥様の方の妻鹿年季子さんのエッセイ、幻のデビュー作と言われるラジオドラマ「け・へら・へら」のシナリオも収録されていて、木皿泉ファンには美味しい1冊となっています。

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