2日続けてダンスもの
2020年1月19日 舞台
昨日は梅田芸術劇場メインホールで「ダンスオブヴァンパイア」、今日はライブビューイングで宝塚花組「DANCE OLYMPIA」を観てきました。
◆ダンスオブヴァンパイア
4回目の再演、私は2015年の年末以来。
前回見た時に衝撃的な面白さで、再演を心待ちにしてました。
今の私にとっては、「好き度」でいえば「Mozart!」に次ぐナンバー2の作品です。
ヴァンパイアのクロロック伯爵の城がある村に、ヴァンパイアを研究しているアプロンシウス博士とその弟子のアルフレッドくんが来て、いろいろあって、最後は博士以外みんなヴァンパイアになってめでたしめでたし、という阿波踊り的な(ちょっと喩えが極端(^_^;))ミュージカルで、ラストには観客も一緒に踊って終わります。
なんと言っても曲が全部イイ!
そして、構成が役者パートとダンサーパートに分かれていて、お芝居の合間にがっつりダンスシーンがあって、これは主役も含めてすべての役をダンサーがやっているので非常に見応えがある。
最後に一緒に踊れるのも、上手くは踊れないけど、ちょっと恥ずかしいけど、でもとっても楽しい!
ヴァンパイアの話で、お城の人たちはゾンビの集団みたいだけど、でも内容的には実はコメディに近いので、とにかく面白くて楽しいのです。
クロロック伯爵は初演からの山口祐一郎。もう、この人でないとダメ、な域に来ていて、私は実はこの人の歌は苦手なんだけど、この役だけは山祐さんでないとダメだなと思ってしまう。
神秘的な魔王感とマンガチックなおちゃめさがいい塩梅に同居していて素晴らしいです。
アプロンシウス博士の石川禅は、歌が最高に上手くて快感。難しい歌を1音たりとも外すことなく軽々と歌ってのける。すごいです。
とにかく「論理的であること」に拘り「美しい星空よりももっと素晴らしいもの、それは人間の頭脳だ」と言う博士だけは最後まで人間のままです。
アルフレッド君に2.5次元ミュージカル出身の東啓介。
とにかくデカイ青年。声も大人っぽい「ええ声」系。なので、臆病でヘタレな少年であるはずのアルフレッドにはちょっと違和感があったけど・・・
でも、歌上手かったし、最後、ヴァンパイアになってみたらめっちゃカッコよくて、おお、この役を踏み台にもっともっと成長してね、という母のような気持ちになりました。
アルフレッドが恋するサラに乃木坂46の桜井玲香。声量がいまいちだけど、綺麗な声質で、この人も今後の成長に期待。
村の宿屋の女中で宿屋の主人の愛人・マグダに大塚千弘。レベッカの時にはちょっと頼りない印象だったけど、美人でコケティッシュでとても良かった。
クロロック伯爵の息子で網タイツのゲイで、最後に観客をダンスに誘うヘルベルトは、植原卓也。見事に美しいヘルベルトになっていてめっちゃ面白くて良かった!
宿屋の主人のコング桑田とその妻の阿知波悟美は初演組でもう安心、安定。
クロロック伯爵の下男、せむし男のクコールも初演組の駒田一で、幕間に舞台に散らかった雪(紙吹雪)の掃除に現れるんだけど、その時になんかしらやってくれる「クコール劇場」が話題になってました。
私が行った時にはエリザベートの「闇が広がる」の替え歌!娘とトイレに急いでいたら、闇広のイントロが聞こえてきて、慌てて劇場内に戻りましたよ。
まあ、そんなこんなで楽しんできました。
◆DANCE OLYMPIA
東京国際フォーラムでの、花組新トップゆずかれー、いや、柚香礼のプレお披露目公演。
ダンスの得意なれいちゃん用に作られたダンスコンサートで、れいちゃんだけでなく花組生みんな、とにかく踊る踊る。
1幕ではストリートダンスをメインに、2幕では和太鼓から始まって、オリエンタルダンス的なものあり、スパニッシュあり、ラテンあり、最後に花組100周年ということで過去の花組作品からのメドレーありで、どれもこれもいっこも崩れないダンスで、爽快感がハンパなかったです。
プレお披露目は大体東京先行で、西ではいつもだと7月ごろに梅芸とかでやったりするけど、こんなに踊りっぱなしの公演を真夏にするのはちょっときつ過ぎるのでは・・・と思うと、もうブルーレイが出ることも決まっているようだし、西での公演はないかも。
ちょっと意外だったのは、れいちゃん以上に水美舞斗(みなみまいと・マイティ)が踊っていた印象があって、あと組替えしてきた永久輝せあと100期生のホープ聖乃あすかとの3人組がすごく目立っていて、なんかもう「ゆずかれー体制」は出来上がってるような気すらしました。
この若者軍団に、こないだドラマシティで「マスカレード・ホテル」をきっちり見せてくれた瀬戸かずやセンパイが加わったら、すでに最強では?と思ってしまった。
今度の花組にはハマりそうだ~
いっぱいダンスを見て、自分も踊り切ったような爽快感だけど、実は座ってばっかりいたわけで、今日は腰が痛いです・・・情けない~( ;∀;)
◆ダンスオブヴァンパイア
4回目の再演、私は2015年の年末以来。
前回見た時に衝撃的な面白さで、再演を心待ちにしてました。
今の私にとっては、「好き度」でいえば「Mozart!」に次ぐナンバー2の作品です。
ヴァンパイアのクロロック伯爵の城がある村に、ヴァンパイアを研究しているアプロンシウス博士とその弟子のアルフレッドくんが来て、いろいろあって、最後は博士以外みんなヴァンパイアになってめでたしめでたし、という阿波踊り的な(ちょっと喩えが極端(^_^;))ミュージカルで、ラストには観客も一緒に踊って終わります。
なんと言っても曲が全部イイ!
そして、構成が役者パートとダンサーパートに分かれていて、お芝居の合間にがっつりダンスシーンがあって、これは主役も含めてすべての役をダンサーがやっているので非常に見応えがある。
最後に一緒に踊れるのも、上手くは踊れないけど、ちょっと恥ずかしいけど、でもとっても楽しい!
ヴァンパイアの話で、お城の人たちはゾンビの集団みたいだけど、でも内容的には実はコメディに近いので、とにかく面白くて楽しいのです。
クロロック伯爵は初演からの山口祐一郎。もう、この人でないとダメ、な域に来ていて、私は実はこの人の歌は苦手なんだけど、この役だけは山祐さんでないとダメだなと思ってしまう。
神秘的な魔王感とマンガチックなおちゃめさがいい塩梅に同居していて素晴らしいです。
アプロンシウス博士の石川禅は、歌が最高に上手くて快感。難しい歌を1音たりとも外すことなく軽々と歌ってのける。すごいです。
とにかく「論理的であること」に拘り「美しい星空よりももっと素晴らしいもの、それは人間の頭脳だ」と言う博士だけは最後まで人間のままです。
アルフレッド君に2.5次元ミュージカル出身の東啓介。
とにかくデカイ青年。声も大人っぽい「ええ声」系。なので、臆病でヘタレな少年であるはずのアルフレッドにはちょっと違和感があったけど・・・
でも、歌上手かったし、最後、ヴァンパイアになってみたらめっちゃカッコよくて、おお、この役を踏み台にもっともっと成長してね、という母のような気持ちになりました。
アルフレッドが恋するサラに乃木坂46の桜井玲香。声量がいまいちだけど、綺麗な声質で、この人も今後の成長に期待。
村の宿屋の女中で宿屋の主人の愛人・マグダに大塚千弘。レベッカの時にはちょっと頼りない印象だったけど、美人でコケティッシュでとても良かった。
クロロック伯爵の息子で網タイツのゲイで、最後に観客をダンスに誘うヘルベルトは、植原卓也。見事に美しいヘルベルトになっていてめっちゃ面白くて良かった!
宿屋の主人のコング桑田とその妻の阿知波悟美は初演組でもう安心、安定。
クロロック伯爵の下男、せむし男のクコールも初演組の駒田一で、幕間に舞台に散らかった雪(紙吹雪)の掃除に現れるんだけど、その時になんかしらやってくれる「クコール劇場」が話題になってました。
私が行った時にはエリザベートの「闇が広がる」の替え歌!娘とトイレに急いでいたら、闇広のイントロが聞こえてきて、慌てて劇場内に戻りましたよ。
まあ、そんなこんなで楽しんできました。
◆DANCE OLYMPIA
東京国際フォーラムでの、花組新トップゆずかれー、いや、柚香礼のプレお披露目公演。
ダンスの得意なれいちゃん用に作られたダンスコンサートで、れいちゃんだけでなく花組生みんな、とにかく踊る踊る。
1幕ではストリートダンスをメインに、2幕では和太鼓から始まって、オリエンタルダンス的なものあり、スパニッシュあり、ラテンあり、最後に花組100周年ということで過去の花組作品からのメドレーありで、どれもこれもいっこも崩れないダンスで、爽快感がハンパなかったです。
プレお披露目は大体東京先行で、西ではいつもだと7月ごろに梅芸とかでやったりするけど、こんなに踊りっぱなしの公演を真夏にするのはちょっときつ過ぎるのでは・・・と思うと、もうブルーレイが出ることも決まっているようだし、西での公演はないかも。
ちょっと意外だったのは、れいちゃん以上に水美舞斗(みなみまいと・マイティ)が踊っていた印象があって、あと組替えしてきた永久輝せあと100期生のホープ聖乃あすかとの3人組がすごく目立っていて、なんかもう「ゆずかれー体制」は出来上がってるような気すらしました。
この若者軍団に、こないだドラマシティで「マスカレード・ホテル」をきっちり見せてくれた瀬戸かずやセンパイが加わったら、すでに最強では?と思ってしまった。
今度の花組にはハマりそうだ~
いっぱいダンスを見て、自分も踊り切ったような爽快感だけど、実は座ってばっかりいたわけで、今日は腰が痛いです・・・情けない~( ;∀;)
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