なんだか最近、賑やかな音楽があんまり聴けなくて、クラシックばっかり聴いてる。

最近はラヴェルとかドビッシーとか、フランスの印象派?の音楽が心に優しい・・・

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4月から大学生になった娘は、毎日鬼のように勉強している。
予習〜課題〜試験勉強、のくり返し。
大きなバッグに教科書やら辞書やらを一杯詰め込んで学校に通っている。
大学生活用に結構丈夫だと思って買った布製のバッグがもうヘタって来ていて、「新しいのが欲しい」と言うもののゆっくり買いに行くヒマもない。
これが今の大学生の一般的な姿なのだろうか?
自分の頃を考えると信じられないような変わりようだ。
だって、私なんて、大学入ってからはほとんど勉強したっていう記憶がないもん・・・・・
勉強道具だって、ブックバンドでくくれる程度のものしか持って行ってなかったし・・・。

だから、最初の頃は娘が不器用で要領が悪いだけだと思って、「もっと手を抜けるところは抜いて、学生生活を楽しみなさいよ」なんて親としてあるまじきようなことを言っていたのだが・・。

3ヶ月が過ぎて、落ちついて娘の様子を見てみれば、そんなハードな生活を苦にしてる様子もなく。
今までの学校の勉強と違って好きな分野に関わる講義が多いから、案外楽しんでいるらしい。
流行のファッションなどには全く興味がないながらも、毎日着ていくものを選んだり、ちょっとしたアクセサリーを欲しがるようになってきたり、なにより驚きなのは、お弁当を自分で作っていくようになったこと・・・。

なんだかもうすっかり手が離れてきてしまっているようで、実は少し寂しい母だったりする。

でも!

私にはまだ息子がいる!
(なーんてのは良くないのは重々承知ですが)

・・・ところがこの息子がまた。
いろいろ考え始めていて、今までみたいに「かわゆいボクちゃん」というわけには行かなくなってきてしまった。
(当たり前なのも、そうでないと困るのもわかってはいるんだけど)

そして最近になってびっくりすることを言い出した。

「自分が漢字が書けないのは“障害”ではない。ただ“ものすごく苦手”なだけだ」

これには本当に驚いた。
何が彼をそうさせたのか。

でも、親としてはこう言うしかない。

「ほー、そうかい。
自分でそう思い定めたなら、いいんだよ、それで。
でも、それなら努力しなくちゃならないよ。
“苦手”を“得意”にする必要はないけれど、最低限必要なレベルにまでは克服しなくちゃならないよ。」

私の見解では、やはり息子は空間認知障害による書字表出障害があると思う。
最近読んだLDの本からも、やはりそう思った。
だけど、本人がそうではないと思うなら、やれるだけの努力をしてみたらいいと思う。
本人がそういう気持ちで自分の困難に立ち向かうことは、なにより大事なことだと思うから。
やるだけやって、挫折するもよし、クリアできれば直良し。
何があっても、ちゃん見ていてあげるから。


というわけで、息子も親の元から一歩踏み出した感があり・・・

最近の私のメランコリーはそんなことから来てるのかもしれないのでありました。

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