今日はNHKざんまい
2010年8月28日 TV
朝から、いつものように「ゲゲゲの女房~一週間の総集編」
最近は何と言っても、藍子・喜子姉妹ですわ。
も~、かわいいにもほどがある!
私は基本、子供は好きじゃないし、あんまり可愛いと思わないんだけど、この二人は別格。
物静かで引っ込み思案だけどしっかり者の、お母さん似の藍子ちゃん。
天真爛漫で個性的な、お父さん似の喜子ちゃん。
脚本もしっかり書き込めてるんだろうけど、よくもまあ、こんなに上手に演じられるものだと。
毎日毎日、心なごませてもらってますが、今週分の中で特に良かったのが、喜子が「死んでしまうってどういうことかなあ?」とお姉ちゃんに訊くシーン。
喜子の素朴な様子もいいし、困ったような顔で、でも一生懸命考えて応える藍子お姉ちゃんの表情がもう~、もう~!
確か、来週からは少女に変ってしまうので、今日はこの二人が見られる最後かと思うと寂しかったです。
そのあと、一か月ぶりの「俳句王国」。
8月は高校野球があったので、こっちはずっとお休みでした。
今日は一か月ぶりの上に「ビギナーズ」ですよ、これはもう、かぶりつきで見ないとね!
5か月間勉強してきたメンバーの最終回で、テーマは「吟行」
ある場所へ行って、そこで見て感じたものを、その場で俳句にする。
う~ん、難しそうだ・・・・・
でも、今までいつもケチョンケチョンに言われてきていた大学生の大家くんが、今回は主催にも選ばれて4点句(3点だったかな?(^_^;))!
よかったね~、がんばったね~、と息子を見るような気分。
そして、夜は。
「秋田大曲 全国花火競技大会」がBS-hiで生中継ですよ!
単なる花火大会ではなく、「競技会」。
どんな花火が見れるか、楽しみ~♪♪
我が家は今夜、私一人。
なので、これから酒のつまみでも買い出しに行って、夜は花火を見ながら一人寂しく楽しく酒盛りです!
最近は何と言っても、藍子・喜子姉妹ですわ。
も~、かわいいにもほどがある!
私は基本、子供は好きじゃないし、あんまり可愛いと思わないんだけど、この二人は別格。
物静かで引っ込み思案だけどしっかり者の、お母さん似の藍子ちゃん。
天真爛漫で個性的な、お父さん似の喜子ちゃん。
脚本もしっかり書き込めてるんだろうけど、よくもまあ、こんなに上手に演じられるものだと。
毎日毎日、心なごませてもらってますが、今週分の中で特に良かったのが、喜子が「死んでしまうってどういうことかなあ?」とお姉ちゃんに訊くシーン。
喜子の素朴な様子もいいし、困ったような顔で、でも一生懸命考えて応える藍子お姉ちゃんの表情がもう~、もう~!
確か、来週からは少女に変ってしまうので、今日はこの二人が見られる最後かと思うと寂しかったです。
そのあと、一か月ぶりの「俳句王国」。
8月は高校野球があったので、こっちはずっとお休みでした。
今日は一か月ぶりの上に「ビギナーズ」ですよ、これはもう、かぶりつきで見ないとね!
5か月間勉強してきたメンバーの最終回で、テーマは「吟行」
ある場所へ行って、そこで見て感じたものを、その場で俳句にする。
う~ん、難しそうだ・・・・・
でも、今までいつもケチョンケチョンに言われてきていた大学生の大家くんが、今回は主催にも選ばれて4点句(3点だったかな?(^_^;))!
よかったね~、がんばったね~、と息子を見るような気分。
そして、夜は。
「秋田大曲 全国花火競技大会」がBS-hiで生中継ですよ!
単なる花火大会ではなく、「競技会」。
どんな花火が見れるか、楽しみ~♪♪
我が家は今夜、私一人。
なので、これから酒のつまみでも買い出しに行って、夜は花火を見ながら一人
ゆりちゃんは色褪せない
2010年7月15日 TV コメント (4)「GOLD」面白いじゃないですか!
先週、第一回目を見た限りでは「う~ん・・・?」と思ったけど、
本日の2回目にして、脂が乗ってきた感がありました。
今回、長澤まさみちゃんの役がすごくハマってて、とってもいい!
そして、ゆりちゃんとも息ぴったりなコンビとなっています。
フジのドラマしては脇にそんなに大物がいないのに、なんの不足もない。
やっぱりドラマは役者ばっかり揃えてもダメなのよね・・・
(いや、別に他意はありません、げほんごほん(汗))
久しぶりの反町さん、渋い中年になってきて、ステキ♪
今季のドラマは、火曜日の「JOKER」も面白いし、水曜日の「ホタルノヒカリ2」もなかなか。
あと気になるのは・・・日曜日の「踊れドクター」と松潤の月9。
どっちもジャニーズですが、まずは初回、見てみようと思います。
先週、第一回目を見た限りでは「う~ん・・・?」と思ったけど、
本日の2回目にして、脂が乗ってきた感がありました。
今回、長澤まさみちゃんの役がすごくハマってて、とってもいい!
そして、ゆりちゃんとも息ぴったりなコンビとなっています。
フジのドラマしては脇にそんなに大物がいないのに、なんの不足もない。
やっぱりドラマは役者ばっかり揃えてもダメなのよね・・・
(いや、別に他意はありません、げほんごほん(汗))
久しぶりの反町さん、渋い中年になってきて、ステキ♪
今季のドラマは、火曜日の「JOKER」も面白いし、水曜日の「ホタルノヒカリ2」もなかなか。
あと気になるのは・・・日曜日の「踊れドクター」と松潤の月9。
どっちもジャニーズですが、まずは初回、見てみようと思います。
番組進行役の笑福亭鶴瓶と1人のゲスト俳優が1つのセット内でエチュード(即興ドラマ)を10数分間演じ、その後観客のいる隣のスタジオに移って収録したドラマを見ながら反省会(プレビュートーク)を行う。(Wikipediaより)
1998年から続いている番組がやっと最近になってDVD化されたもので、収録されているのは200回以上になった中から厳選4話ずつ。
これは恐ろしい企画です。役者さんたちは「俳優」として出演して何者かを演じているわけですが、その向こうにその人となりが見事に透けて見えてしまうのです。
見てる方にとっては大変に面白いです。が、役者さんにとっては厳しい番組だと思いますね。
今回、其ノ一、其ノ二を鑑賞。
出演は、阿部サダヲ・上野樹理・佐藤隆太・羽野晶紀・谷原章介・中尾明慶・八島智人・生瀬勝久
私的ベストテン形式で感想を。
№1:谷原章介
この8人の中ではダントツ。あっという間に自分のペース、そして自分の一番得意とするキャラに落ち着いて、ストーリーをぐいぐい引っ張ってちゃんとエンディングに落とす。
キレイでカッコ良くて、そして野心もありあり、プライドもありあり、な人と見えました。
つるべさんがタジタジな場面は他の人でもよくあって、その時の状況によって面白がっていたり、逆に腹立てたりしているのですが、谷原さんの時にはもう蛇に睨まれたカエルのようだった。谷原章介と言う人は、おそらくオーラのある人なんだろうなあ、と感じました。
№2:佐藤隆太
迷ったけど、8人の中で一番面白かった、ということもあり、第2位。
台本も打合せもななく、設定も「6畳一間のアパート」程度のものすごーくアバウトなものなので、スタートがかかってから二人が探り合いながら芝居が進むんだけど、佐藤さんの時には、おそらくつるべさんと波長が合ったんだろうな~と思いました。
なんせ、佐藤隆太くん、謙虚。もうこの人は本当に、すごーく謙虚で気配りのある人で、でも芝居をさせたらすごいんですっていう感じで見なおしました。
役者さんたちは、そりゃいろんな人がいますが、傾向としては自分のペースで押し切ろうとする人が多くて、それが強すぎてつるべさんの芝居を受けないで進めようとする人も多いわけです。
が、この人は全部受けて、そっから自分の芝居を作る、という姿勢で、だからつるべさんがどうしたいのか、ということもおそらく考えながら芝居をしていたんだろうと思われます。つるべさんも、終わった瞬間から「面白かった!」を連発。
ということで、1本の作品としては佐藤さんの時が一番完成度が高く面白かったです。
№3:生瀬勝久
芝居はさすがの上手さ。進行をほとんどつるべさんにまかせっきりで、でも要所要所で効くセリフを発してさりげなーくストーリーを引っ張って、最後はうまいこと落としました。なんというか、「素人を手玉にとる」という印象。本気出してる感じではありませんでしたね~。その貫禄にも圧倒されました。
№4:中尾明慶
最年少。若いからこその負けん気と素直さで、いい感じ出してました。
演じたのは「ちょっとヤンキーっぽいフリーターの兄ちゃん」で、この辺はほとんど素と思われますが、つるべさんとのやり取りの中で、ものすごーく常識人であり、そしてとても優しい人なのだということがわかります。
なんとかストーリーを作っていこうとする部分も見えたけど、それについてはつるべさんともう一歩、息が合わなかったのが残念。
№5:阿部サダヲ
番組が始まるにあたって、一番リクエストの多かった俳優さんとのことで、第1回目のゲスト。
この人はやっぱりヘンタイだと思いました(笑)Mだし、S。
面白くしよう、とか考えてるのではなく、こう出たら相手はどう返してくるかな、というのを楽しんでるみたいに見えました。
こういう企画ではなく、普通のドラマや映画でこれをやられたら、共演者は怖いと思います、が、自分でも知らなかった引き出しを開けてくれる人、であるのかもしれません。なんか、役者というより三谷幸喜とかクドカンと同じ演出家タイプに思えました。
№6:八嶋智人
つるべさん、ご立腹でした(笑)だって、つるべさんの芝居は素無視なんだもん。
人の芝居は無視して自分だけ芝居して、相手のセリフの揚げ足取りみたいな返しばっかりして、そりゃあつるべさん、不愉快だったでしょう。プレビュー見ながらのトークで八嶋さん、「もっとほんわかしたものにしたかったんだけどなぁ~」とおっしゃってましたが、結局自分の得意な方に行ってしまったってことなんだろうな。
№7:羽野晶紀
迷ったけど、羽野さんを先に。
ストーリーの進行はつるべさんにまかせっきりで、自分はどうしたらいいかってことについてはあんまり考えていなかったように見えました。即興だからストーリーはなくていい、わけではなく、即興でもやっぱり芝居として1本筋の通ったものに出来上がるのが理想なわけで、それにはお互いがお互いを探り合い読み合う必要があると思うんだけど、羽野さんの場合はつるべさんのフリをフリとも気付かず自分で先を考えることもせず、ただその場限りの反応をしているようにしか見えなかった。それでも樹理ちゃんを抑えて7位なのは、ちょっと病んでる主婦、というキャラをちゃんと作って演じていたからです。
№8:上野樹理
・・・で、残念ながら今をときめく樹理ちゃんが今回のビリ。
芝居になってなかった、と思います。つるべさんとのトークになっちゃったなあと。
自分では自信があったと思われるし、設定も考えて始まったんだけども、つるべさんに伝わらずにカラ回りしてしまい、つるべさんがそれに気がついてからは「なんでそんな設定にしたのか」ということを芝居を通して樹理ちゃんに質問するみたいな内容になってしまいました。
この人は、山田孝之くんと同じく、何者かにならないと、素では自分を表現できないタイプの役者さんなんだろうなーと思われます。
そういうタイプの役者さんは神がかった演技をする場合も多いんだけどね。
現在、其ノ9まで出ているらしく、順次レンタルしていくつもり。楽しみだわ。
キムタクさんのドラマはいつも「今度こそ観てみよう」と思うものの続いたことがありませんでした(^_^;)
が、今回のはなんとなく1回目観た後ずっと頭にあって、月曜日にしっかりHDDに録りました。
1回目観ただけでは、それがなぜなのか自分でもわかってなかったのですが、2回目観て、わかった~~~!
シュウメイが可愛いんだ~~~!
あのカタコト日本語が、も~、たまらんです。かわゆい。かわゆす。
なんかの(ドラマの?)記者会見の映像で、背が高いのと年齢が三十路半ばだということに「どっひゃー!」でしたが、ドラマを見なおしてみるとやっぱりかわいい。
それに、今回は他の女優陣もいいですね。篠原涼子さんはお得意な役どころでしょうから、もう安心して観ていられるし、北川景子ちゃんがまた、ちょっとおバカなお嬢様が上手い!若いんだなー、中身の成長が身体についてってないんだなー、きっと根は悪い子じゃないんだろうなーって、ちゃんと役が出来上がってる。
2回目でシュウメイが早くも本気を出し(?)、今後どう展開するんでしょうか(とか言って、それほど波乱万丈な展開を期待してるわけでもないんだけど)
ただ今回ちょっと気になったのはねー。
あの、明らかに「シュウメイを接待に使うんだなー」というところで、その前に街の中華屋に連れて行くってのはどうなのよ。ギョーザ定食ってさ。
あの後どこで歯磨いたのかなとか、口臭は簡単には消せないだろうしとか、あの外人社長に対するせめてもの抵抗でギョーザだったのかなとか、いろいろ考えちゃいましたわよ。
でもまあ、今回は最後まで楽しませていただきましょう。
が、今回のはなんとなく1回目観た後ずっと頭にあって、月曜日にしっかりHDDに録りました。
1回目観ただけでは、それがなぜなのか自分でもわかってなかったのですが、2回目観て、わかった~~~!
シュウメイが可愛いんだ~~~!
あのカタコト日本語が、も~、たまらんです。かわゆい。かわゆす。
なんかの(ドラマの?)記者会見の映像で、背が高いのと年齢が三十路半ばだということに「どっひゃー!」でしたが、ドラマを見なおしてみるとやっぱりかわいい。
それに、今回は他の女優陣もいいですね。篠原涼子さんはお得意な役どころでしょうから、もう安心して観ていられるし、北川景子ちゃんがまた、ちょっとおバカなお嬢様が上手い!若いんだなー、中身の成長が身体についてってないんだなー、きっと根は悪い子じゃないんだろうなーって、ちゃんと役が出来上がってる。
2回目でシュウメイが早くも本気を出し(?)、今後どう展開するんでしょうか(とか言って、それほど波乱万丈な展開を期待してるわけでもないんだけど)
ただ今回ちょっと気になったのはねー。
あの、明らかに「シュウメイを接待に使うんだなー」というところで、その前に街の中華屋に連れて行くってのはどうなのよ。ギョーザ定食ってさ。
あの後どこで歯磨いたのかなとか、口臭は簡単には消せないだろうしとか、あの外人社長に対するせめてもの抵抗でギョーザだったのかなとか、いろいろ考えちゃいましたわよ。
でもまあ、今回は最後まで楽しませていただきましょう。
すごく、ストンと納得できるラストでした。
脚本の浅野さんは、この作品をちゃんとわかってたんだなーと、観てる自分の方がそれをわかってなかったなと、こないだ偉そうな感想書いたのが恥ずかしい。
檀れいも上手かったけど、北乃きいちゃんが、とにかくよかった、上手かった。
久しぶりに見応えのある良いドラマでした。
脚本の浅野さんは、この作品をちゃんとわかってたんだなーと、観てる自分の方がそれをわかってなかったなと、こないだ偉そうな感想書いたのが恥ずかしい。
檀れいも上手かったけど、北乃きいちゃんが、とにかくよかった、上手かった。
久しぶりに見応えのある良いドラマでした。
ドラマ「八日目の蝉」
2010年4月21日 TV コメント (2)普段、こういうネタのドラマは見ないようにしてるんだけど、実家で母と見始めてしまった行きがかり上、先が気になって見ています。
なぜ「普段は避けてるか」というと、自分は「恋愛」というものがよくわかってないと思っているから。
セックスは愛情表現ではなく、子供を作るための単なる行為でしかないと思っているから。
なので、こういう物語を見ても、テーマに対して何をどう考えればいいのか戸惑います。
たとえば昨日見てきた「のだめカンタービレ」の千秋とのだめの恋愛は、あれはわかります。
あれは男女の恋愛というよりも、人間同士の「同士愛」だと思うから。ただ、その人間がたまたま男と女だったから、恋愛という形に帰結したもの、という理解です。
この「八日目の蝉」は原作があるので、ドラマが終わったら読んでみようとは思っていますが、とりあえず「ドラマとしてのテーマ」は脚本家の浅野妙子さん曰く「愛とは何か」ということらしいです。
それを描くのに、この物語における罪を作りだした元凶の「男」が蚊帳の外の存在になっていることに、まず違和感を覚えます。
テーマが「愛とは何か」であるなら、ドラマを見て私が思うのは、男には「愛」なんてものはない、ということです。
こういうことが起きて、理不尽に苦しむのは妻という立場の女、罪を犯して裁かれるのは愛人という立場の女。
なぜ男は無罪放免なのか。
現実でも、私の周りで不倫で苦しむ友達をたくさん見て来てます。
相手の妻から訴えられて裁判になってしまった人もいました。
上司からしつこく迫られて断り切れなかった(というより逃げ切れなかった)のが最初で、裁判になった頃には恋愛関係と言える状態でしたが、罪を問われるのは女だけです。迫った方には罪はなく、応じた女が悪い、という考え方が私にはどうしても理解できなかった。そして、そんなになってまでその男を嫌いになれない女の気持ちも。
子供みたいな極論かもしれないけど、私はこういう話に触れるたびに、法律が一夫一妻制を採るなら、不倫、というよりもっとはっきり、戸籍上の夫及び妻以外の異性との性行為、に関しても法律で禁じ、罰則を作るべきではないかと思ってしまいます。
それで不倫が減るか、とか、なくなるか、とかいうことではなく。
ただ、それなら、何かあった時、男も罰することができるでしょう。男も女も等しく、罪を犯したものとして。
「愛」って、感情のままに突っ走る激情のことなんでしょうかね・・・・
だとしたら、最近増えている子供の虐待も、「愛」が子供の方を向いていないだけのこと、という考え方もできるのでしょうか。
好きになる、ということも含めて「感情」というものが厄介なものであることぐらいはわかっています。でも、だからこそそれをコントロールするための「理性」を持たされているのが人間という生き物なのではないでしょうか。それなのに、その「理性」がないことこそが愛、それこそが純粋、みたいな解釈は、私には間違っているように思えてしまうのです。
なぜ「普段は避けてるか」というと、自分は「恋愛」というものがよくわかってないと思っているから。
セックスは愛情表現ではなく、子供を作るための単なる行為でしかないと思っているから。
なので、こういう物語を見ても、テーマに対して何をどう考えればいいのか戸惑います。
たとえば昨日見てきた「のだめカンタービレ」の千秋とのだめの恋愛は、あれはわかります。
あれは男女の恋愛というよりも、人間同士の「同士愛」だと思うから。ただ、その人間がたまたま男と女だったから、恋愛という形に帰結したもの、という理解です。
この「八日目の蝉」は原作があるので、ドラマが終わったら読んでみようとは思っていますが、とりあえず「ドラマとしてのテーマ」は脚本家の浅野妙子さん曰く「愛とは何か」ということらしいです。
それを描くのに、この物語における罪を作りだした元凶の「男」が蚊帳の外の存在になっていることに、まず違和感を覚えます。
テーマが「愛とは何か」であるなら、ドラマを見て私が思うのは、男には「愛」なんてものはない、ということです。
こういうことが起きて、理不尽に苦しむのは妻という立場の女、罪を犯して裁かれるのは愛人という立場の女。
なぜ男は無罪放免なのか。
現実でも、私の周りで不倫で苦しむ友達をたくさん見て来てます。
相手の妻から訴えられて裁判になってしまった人もいました。
上司からしつこく迫られて断り切れなかった(というより逃げ切れなかった)のが最初で、裁判になった頃には恋愛関係と言える状態でしたが、罪を問われるのは女だけです。迫った方には罪はなく、応じた女が悪い、という考え方が私にはどうしても理解できなかった。そして、そんなになってまでその男を嫌いになれない女の気持ちも。
子供みたいな極論かもしれないけど、私はこういう話に触れるたびに、法律が一夫一妻制を採るなら、不倫、というよりもっとはっきり、戸籍上の夫及び妻以外の異性との性行為、に関しても法律で禁じ、罰則を作るべきではないかと思ってしまいます。
それで不倫が減るか、とか、なくなるか、とかいうことではなく。
ただ、それなら、何かあった時、男も罰することができるでしょう。男も女も等しく、罪を犯したものとして。
「愛」って、感情のままに突っ走る激情のことなんでしょうかね・・・・
だとしたら、最近増えている子供の虐待も、「愛」が子供の方を向いていないだけのこと、という考え方もできるのでしょうか。
好きになる、ということも含めて「感情」というものが厄介なものであることぐらいはわかっています。でも、だからこそそれをコントロールするための「理性」を持たされているのが人間という生き物なのではないでしょうか。それなのに、その「理性」がないことこそが愛、それこそが純粋、みたいな解釈は、私には間違っているように思えてしまうのです。
主題歌、ステキでした。
「あの頃は本当の愛を知らなかった」とかのモノローグとか、
「ツイッターでオフ会」とかの設定とか、導入部ではちょっと引き気味でしたが、
若者たちの現実描写はリアルに感じました。
(ついでに、風吹ジュンの母親も(-_-;))
渡辺えり子の上司のセクハラも「これはあり得んだろう!」と一瞬思ったものの、
以前の会社で実際にあんなことやこんなことがあったことを思うと、ドラマだからと割り切れない気持ちになりました。
ある意味、我が家にドンピシャな設定で、見ていくの辛いかもしれないけど見ていこうと思います。
それにしても、世間はいつごろからこんなに若者に優しくなくなっちゃったんだろうね。
「あの頃は本当の愛を知らなかった」とかのモノローグとか、
「ツイッターでオフ会」とかの設定とか、導入部ではちょっと引き気味でしたが、
若者たちの現実描写はリアルに感じました。
(ついでに、風吹ジュンの母親も(-_-;))
渡辺えり子の上司のセクハラも「これはあり得んだろう!」と一瞬思ったものの、
以前の会社で実際にあんなことやこんなことがあったことを思うと、ドラマだからと割り切れない気持ちになりました。
ある意味、我が家にドンピシャな設定で、見ていくの辛いかもしれないけど見ていこうと思います。
それにしても、世間はいつごろからこんなに若者に優しくなくなっちゃったんだろうね。
今日は元気です!
というより昨晩、何も考えず1人でゆーーーーっくりお風呂入ったら、かなりリフレッシュされました。
やっぱ、日本人にはお風呂だよね~(*^_^*)
遅くに帰宅したダンナとも、仲良くドーナツ食べました。
クリスピークリームドーナツは美味いっすねー。
関西圏には大阪の心斎橋に1店舗のみ。なぜ?
今朝も元気に起床。そのわけは・・・
朝ドラですよ。「ゲゲゲの女房」
東京でもなんとか朝起きられてたのは、娘の出勤を見送るのため、というのは建前で、実はこれを観たいがため、だったりして。
朝ドラとしては久々のクリーンヒットなんじゃないでしょうか?
ストーリーが、と言う以前に雰囲気がすごく良くて(明るくて、さわやかで、なんて言葉だと月並みすぎるぐらい)15分が物足りないです。
そして観終わって「よし!今日もがんばろう!」という気持ちにさせてくれるという、もう朝ドラのお手本のような。
今週は水木しげる側の家族が登場してきまして、これまた良いんですね~。
なんというか「家族」がちゃんと「家族」でいられた時代なんだな、というか。
といっても、「理想形」に描かれてはいるんでしょうけど。
現代的なお顔立ちの松下奈緒ちゃん、こんなキャラが似合うとは意外でした。
そして水木しげる演じる向井理くん!イケメンすぎるだろ~(笑)
でも、素敵な夫婦像を見せていただけそうで、楽しみです。
というより昨晩、何も考えず1人でゆーーーーっくりお風呂入ったら、かなりリフレッシュされました。
やっぱ、日本人にはお風呂だよね~(*^_^*)
遅くに帰宅したダンナとも、仲良くドーナツ食べました。
クリスピークリームドーナツは美味いっすねー。
関西圏には大阪の心斎橋に1店舗のみ。なぜ?
今朝も元気に起床。そのわけは・・・
朝ドラですよ。「ゲゲゲの女房」
東京でもなんとか朝起きられてたのは、娘の出勤を見送るのため、というのは建前で、実はこれを観たいがため、だったりして。
朝ドラとしては久々のクリーンヒットなんじゃないでしょうか?
ストーリーが、と言う以前に雰囲気がすごく良くて(明るくて、さわやかで、なんて言葉だと月並みすぎるぐらい)15分が物足りないです。
そして観終わって「よし!今日もがんばろう!」という気持ちにさせてくれるという、もう朝ドラのお手本のような。
今週は水木しげる側の家族が登場してきまして、これまた良いんですね~。
なんというか「家族」がちゃんと「家族」でいられた時代なんだな、というか。
といっても、「理想形」に描かれてはいるんでしょうけど。
現代的なお顔立ちの松下奈緒ちゃん、こんなキャラが似合うとは意外でした。
そして水木しげる演じる向井理くん!イケメンすぎるだろ~(笑)
でも、素敵な夫婦像を見せていただけそうで、楽しみです。
なんか、他人の家のパソだからか、自分のとこでは画像が出ないので念のためURL↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9806599
いや~、昨日の龍馬伝。
りょーまのカッコ良かったことと言ったら!
しかしながら今回の注目点はそこではありません。
いよいよ健@以蔵の発進ですよ!
なんで「人斬り以蔵」が佐藤健なの?っていうのが、今回「龍馬伝」のキャストが発表された一番最初から、一番ひっかかってたところだったので、昨日はちょっと鳥肌たっちゃいました。
こーゆー描き方をするのかと。
前々回だったと思うんですけど、健@以蔵が「わしゃあ、龍馬が好きじゃあ~」と天真爛漫な笑顔で龍馬に抱きつくシーンがあって、それもすごく印象に残っていて(まぶたの裏に焼きついて・・いやいや、ごほごほ) 、今回の福田靖はよもや龍馬の下手人をこいつにするつもりじゃああるまいな、などと一瞬あり得ないことを思ってしまったりしてたのですが。
昨日の段階で、何かもうすでに、以蔵の行く末を思って涙するような心境です・・・
しかし武市さん。
あなたは鬼になりきれない人なんだと思っていましたが、これから本当の鬼になっていってしまうんでしょうか・・・
昨日の大森@武市さんからは、私にはそれが読み切れませんでしたよ(涙目)
以蔵にかけるあの優しげな言葉やまなざしの真意が、私には読み切れませんでした。
史実では、東洋の暗殺についても捕らえられた勤皇党の志士たちはいかに拷問されようとも武市の名を口にしなかったとか。
そこまでのカリスマ性が、今までは「う~ん・・・」だった、けど、少しずつ少しずつじわじわとオーラが濃くなって来ているように感じるのも、大森氏の緻密な計算に基づいた芝居だということでしょうか。
今年の「龍馬伝」、ストーリー以上に、各役者諸氏の芝居から、目が離せません。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9806599
いや~、昨日の龍馬伝。
りょーまのカッコ良かったことと言ったら!
しかしながら今回の注目点はそこではありません。
いよいよ健@以蔵の発進ですよ!
なんで「人斬り以蔵」が佐藤健なの?っていうのが、今回「龍馬伝」のキャストが発表された一番最初から、一番ひっかかってたところだったので、昨日はちょっと鳥肌たっちゃいました。
こーゆー描き方をするのかと。
前々回だったと思うんですけど、健@以蔵が「わしゃあ、龍馬が好きじゃあ~」と天真爛漫な笑顔で龍馬に抱きつくシーンがあって、それもすごく印象に残っていて(まぶたの裏に焼きついて・・いやいや、ごほごほ) 、今回の福田靖はよもや龍馬の下手人をこいつにするつもりじゃああるまいな、などと一瞬あり得ないことを思ってしまったりしてたのですが。
昨日の段階で、何かもうすでに、以蔵の行く末を思って涙するような心境です・・・
しかし武市さん。
あなたは鬼になりきれない人なんだと思っていましたが、これから本当の鬼になっていってしまうんでしょうか・・・
昨日の大森@武市さんからは、私にはそれが読み切れませんでしたよ(涙目)
以蔵にかけるあの優しげな言葉やまなざしの真意が、私には読み切れませんでした。
史実では、東洋の暗殺についても捕らえられた勤皇党の志士たちはいかに拷問されようとも武市の名を口にしなかったとか。
そこまでのカリスマ性が、今までは「う~ん・・・」だった、けど、少しずつ少しずつじわじわとオーラが濃くなって来ているように感じるのも、大森氏の緻密な計算に基づいた芝居だということでしょうか。
今年の「龍馬伝」、ストーリー以上に、各役者諸氏の芝居から、目が離せません。
先週のは、今まで見てきた中で一番「???」でした。
まず、いちごとうふ様も書かれていましたが、私も龍馬があんなに加尾のことが好きだったとは知りませんでして。
「ありゃ?一度振ってなかったっけ?」みたいな。
それから脚本的にも。
武市さんから「兄に腹を切らせるわけにはいかないからと、加尾が自分で決めた」と聞かされたら、あのドラマの龍馬だったら、「加尾が自分で決めたのか・・・orz」って落ち込むんじゃなくて、上士の所に乗り込んで「加尾は自分の許嫁だから、どうか他の人を探してつかあさい」って言うだろうと。
でも、今日の回を見て、先週のだけ見たら違和感のあったあの展開も、必要だったんだと納得しました。
なんせ、龍馬の顔つきが変わった。
月並みな言い方をすると、大人の階段をひとつ上った顔になってました。
加尾との破局(失恋?)は、ある意味象徴なんですね。実際あれは、あの時代においては、単なる男女の恋愛の終わり、ではなくて、その後ろにそびえる巨大な力に対しての敗北なのであり、龍馬にとって人生最初の挫折だったということなんだなあと、今日の「大人の顔つきになった龍馬」を見ながら思いました。
福山さん、最初は「芸達者な脇に支えられての主役」なんて思ってたけど、全然そなことなくなってきました。
福山さん自身も、この1年が終わった時には一回りも二回りも大きな役者になっていることでしょう。
まず、いちごとうふ様も書かれていましたが、私も龍馬があんなに加尾のことが好きだったとは知りませんでして。
「ありゃ?一度振ってなかったっけ?」みたいな。
それから脚本的にも。
武市さんから「兄に腹を切らせるわけにはいかないからと、加尾が自分で決めた」と聞かされたら、あのドラマの龍馬だったら、「加尾が自分で決めたのか・・・orz」って落ち込むんじゃなくて、上士の所に乗り込んで「加尾は自分の許嫁だから、どうか他の人を探してつかあさい」って言うだろうと。
でも、今日の回を見て、先週のだけ見たら違和感のあったあの展開も、必要だったんだと納得しました。
なんせ、龍馬の顔つきが変わった。
月並みな言い方をすると、大人の階段をひとつ上った顔になってました。
加尾との破局(失恋?)は、ある意味象徴なんですね。実際あれは、あの時代においては、単なる男女の恋愛の終わり、ではなくて、その後ろにそびえる巨大な力に対しての敗北なのであり、龍馬にとって人生最初の挫折だったということなんだなあと、今日の「大人の顔つきになった龍馬」を見ながら思いました。
福山さん、最初は「芸達者な脇に支えられての主役」なんて思ってたけど、全然そなことなくなってきました。
福山さん自身も、この1年が終わった時には一回りも二回りも大きな役者になっていることでしょう。
数あるクイズ番組の中では、「Qさま!」が好きです。
でも、7時からという時間帯が、なかなかテレビの前にゆっくり座れる時間ではなくて、今までじれったい思いをしてました。
今日は、夜家族が誰もいなくて私一人。
夕飯も適当にすることにして、「なんか面白い番組やってないかしら~♪」と新聞を見たら、おお、Qさま!の特番があるじゃない!
7時までに家事も夕食も済ませて、満を持してテレビの前に座りました。
・・・・・が。
もう、全然つまんなかった。
芸能人が漢字検定に挑む過程を見せられてもさ。
あれのどこを「面白い」と感じるべきなんだろうか・・・。
作る側は、どこに面白さがあると思って作ったんだろうか・・・。
結果も呆れるほど予想通りだったし。
後半は、これまた、茂木なんとか先生が頭を絞って考えてきたとかいう、独自のひねり問題のオンパレード。
Qさま!の面白さは、日常のポピュラーなネタをクイズにして、レベルも常識の範囲内のふり幅で出てくるから面白いんだと思うのよ。
私はこの辺までならわかるぞ、とか、この分野はまったくダメだ~とか。
で、そういう自分基準に、解答者の誰誰はすごいな~とか、誰誰は案外だめなんだな、とか勝手に思ったりしたりして。
そういう下世話な楽しさがないと。
クイズ番組は、やっぱり視聴者が一緒に考える気になる問題でやるべきだと思います。
あんな、超頭のいい人にしかわからないような問題ばっかりでは、つまんないです。
せっかくの夜だったのに、とてもがっかりでした。
でも、7時からという時間帯が、なかなかテレビの前にゆっくり座れる時間ではなくて、今までじれったい思いをしてました。
今日は、夜家族が誰もいなくて私一人。
夕飯も適当にすることにして、「なんか面白い番組やってないかしら~♪」と新聞を見たら、おお、Qさま!の特番があるじゃない!
7時までに家事も夕食も済ませて、満を持してテレビの前に座りました。
・・・・・が。
もう、全然つまんなかった。
芸能人が漢字検定に挑む過程を見せられてもさ。
あれのどこを「面白い」と感じるべきなんだろうか・・・。
作る側は、どこに面白さがあると思って作ったんだろうか・・・。
結果も呆れるほど予想通りだったし。
後半は、これまた、茂木なんとか先生が頭を絞って考えてきたとかいう、独自のひねり問題のオンパレード。
Qさま!の面白さは、日常のポピュラーなネタをクイズにして、レベルも常識の範囲内のふり幅で出てくるから面白いんだと思うのよ。
私はこの辺までならわかるぞ、とか、この分野はまったくダメだ~とか。
で、そういう自分基準に、解答者の誰誰はすごいな~とか、誰誰は案外だめなんだな、とか勝手に思ったりしたりして。
そういう下世話な楽しさがないと。
クイズ番組は、やっぱり視聴者が一緒に考える気になる問題でやるべきだと思います。
あんな、超頭のいい人にしかわからないような問題ばっかりでは、つまんないです。
せっかくの夜だったのに、とてもがっかりでした。
龍馬伝:視聴率23% 「天地人」下回る(毎日新聞)
2010年1月4日 TV コメント (4)
ええっっっ!
なんで???
「天地人」ほど観たいとは思わなかった人が多かったってこと?
それとも6時からのハイビジョンや10時からのBSで観た人が多かったってこと?
めっちゃ面白かったのに!
全50回ぐらいあるうちの1回だったのに、濃い映画1本観たくらいのボリュームがあったよ!
福山サンは・・・見直しました。
すっごいよかった。龍馬という人のベースみたいなのがちゃんと出てた。この先どんなふうに変わって行っても、この人のベースはこういう人なんだっていうのが強烈に印象づけられたと思います。
寺島しのぶの乙女、ハマリ役!
香川照之さんはもう言わずもがな。
演出っていうのか照明の関係なのか、あるいはフィルム使ってるのか?専門的なことはわからないけど、画面の色というか撮り方?が独特で、なんていうか、夢を見てるみたいな・・・。岩崎弥太郎の回想って形をとってるからなのかな。
演出も、正面からまっすぐに撮るんじゃなくて斜めにあおってみたり上の方からかぶせてみたり、わざと遠目に撮ってみたり、なんかすごく動きのある演出で、いろいろと「NHKの大河ドラマ」っていうイメージとは違いました。
(1月1日の「格付けチェック」で演出の違いを見極めるって言うのがあって、それで「プロの演出」っていうことで出たSABUという監督の撮り方に似ていて、あー、これが今風なのかなと思ったり)
個人的に、佐藤健の“人斬り以蔵”に期待。
放送開始前からかなり期待してしまっていたのに裏切られなかったっていうのが嬉しい。
今後が本当に楽しみです。
なんで???
「天地人」ほど観たいとは思わなかった人が多かったってこと?
それとも6時からのハイビジョンや10時からのBSで観た人が多かったってこと?
めっちゃ面白かったのに!
全50回ぐらいあるうちの1回だったのに、濃い映画1本観たくらいのボリュームがあったよ!
福山サンは・・・見直しました。
すっごいよかった。龍馬という人のベースみたいなのがちゃんと出てた。この先どんなふうに変わって行っても、この人のベースはこういう人なんだっていうのが強烈に印象づけられたと思います。
寺島しのぶの乙女、ハマリ役!
香川照之さんはもう言わずもがな。
演出っていうのか照明の関係なのか、あるいはフィルム使ってるのか?専門的なことはわからないけど、画面の色というか撮り方?が独特で、なんていうか、夢を見てるみたいな・・・。岩崎弥太郎の回想って形をとってるからなのかな。
演出も、正面からまっすぐに撮るんじゃなくて斜めにあおってみたり上の方からかぶせてみたり、わざと遠目に撮ってみたり、なんかすごく動きのある演出で、いろいろと「NHKの大河ドラマ」っていうイメージとは違いました。
(1月1日の「格付けチェック」で演出の違いを見極めるって言うのがあって、それで「プロの演出」っていうことで出たSABUという監督の撮り方に似ていて、あー、これが今風なのかなと思ったり)
個人的に、佐藤健の“人斬り以蔵”に期待。
放送開始前からかなり期待してしまっていたのに裏切られなかったっていうのが嬉しい。
今後が本当に楽しみです。
しょーもない愚痴はどんどん下げることにして、能天気な話題。
天地人は今日で終わりだったんですね。
私は途中でギブアップしましたが、先月、親戚の葬式で実家に戻った時、弟が面白く見ているというのを聞いて、それを聞くまで散々けなしてしまったので、大変申し訳なく思ってしまいました。
視聴率も平均21パーセントを維持してきたみたいだし、結構受け入れられていたようですね。
で、いよいよあと1カ月ちょっとで話題の「龍馬伝」の始まり。
というわけで、NHKのサイトなど覗いてきましたが、細腰のなんともおキレイな龍馬さんでした。
実は今、というか、今になって「竜馬がゆく」を読んでみてるのですが(全8巻とかあるらしいから読み切れるかわからないけど)、この本の竜馬のイメージは福山よりは日曜ドラマ「仁」での龍馬=内野聖陽の方がずっと合ってる気がします。
とはいっても、今度の大河の原作はこれではないらしいから、参考にはならないんでしょうけど・・・。
ま、大河ドラマは主役より脇をどんな面々が固めるのか、ということの方が面白かったりするので、福山さんが頑張って、芸達者な脇役の面々とバランスのとれた芝居をしてくれれば、少しぐらいキレイ過ぎても上品すぎても気にならないだろうと思います。
「篤姫」で、1年間のドラマにハマる快感を知ってしまったので、来年に期待したいです。
天地人は今日で終わりだったんですね。
私は途中でギブアップしましたが、先月、親戚の葬式で実家に戻った時、弟が面白く見ているというのを聞いて、それを聞くまで散々けなしてしまったので、大変申し訳なく思ってしまいました。
視聴率も平均21パーセントを維持してきたみたいだし、結構受け入れられていたようですね。
で、いよいよあと1カ月ちょっとで話題の「龍馬伝」の始まり。
というわけで、NHKのサイトなど覗いてきましたが、細腰のなんともおキレイな龍馬さんでした。
実は今、というか、今になって「竜馬がゆく」を読んでみてるのですが(全8巻とかあるらしいから読み切れるかわからないけど)、この本の竜馬のイメージは福山よりは日曜ドラマ「仁」での龍馬=内野聖陽の方がずっと合ってる気がします。
とはいっても、今度の大河の原作はこれではないらしいから、参考にはならないんでしょうけど・・・。
ま、大河ドラマは主役より脇をどんな面々が固めるのか、ということの方が面白かったりするので、福山さんが頑張って、芸達者な脇役の面々とバランスのとれた芝居をしてくれれば、少しぐらいキレイ過ぎても上品すぎても気にならないだろうと思います。
「篤姫」で、1年間のドラマにハマる快感を知ってしまったので、来年に期待したいです。
思うツボにはまりました
2009年6月26日 TV
「BOSS」最終回。
毎週欠かさず観ていた・・・わけではなかったのですが、昨日の最終回はたまたま、テレビの前にゆっくり座る時間があったので、観ました。
えーーーーーーー!
そうなの?!
そう行っちゃうの?!
・・・というような最終回でした。
毎週欠かさず観てきた人にはわかる「ノリ」だったんでしょうか。
なんか正直言って・・・おちょくられたような気持が無きにしも非ず・・・でしたが。
でも、落ち着いて考えてみると、いくらドラマとはいえ、主人公に殺人を犯させるっていうのはどうなのよ、とも思いながら観てたから、その辺で私も気付くべきだったんですよね(^_^;)
まあ、まんまと騙された私の負け、であることは潔く認めますが。
でも決して、不快であったわけではありません。
ゆりちゃんはやっぱり、どこまで行ってもカッコいい!
同じ宝塚の男役出身では、真矢みきさんも今人気急上昇中ですが、色気のない分、ゆりちゃんの勝ちってところがあるかな。
※ ↑ 真矢さんの方が色っぽい、という意味です
絶対にセカンド・シーズン、あるよね~。
楽しみに待ちましょう。
毎週欠かさず観ていた・・・わけではなかったのですが、昨日の最終回はたまたま、テレビの前にゆっくり座る時間があったので、観ました。
えーーーーーーー!
そうなの?!
そう行っちゃうの?!
・・・というような最終回でした。
毎週欠かさず観てきた人にはわかる「ノリ」だったんでしょうか。
なんか正直言って・・・おちょくられたような気持が無きにしも非ず・・・でしたが。
でも、落ち着いて考えてみると、いくらドラマとはいえ、主人公に殺人を犯させるっていうのはどうなのよ、とも思いながら観てたから、その辺で私も気付くべきだったんですよね(^_^;)
まあ、まんまと騙された私の負け、であることは潔く認めますが。
でも決して、不快であったわけではありません。
ゆりちゃんはやっぱり、どこまで行ってもカッコいい!
同じ宝塚の男役出身では、真矢みきさんも今人気急上昇中ですが、色気のない分、ゆりちゃんの勝ちってところがあるかな。
※ ↑ 真矢さんの方が色っぽい、という意味です
絶対にセカンド・シーズン、あるよね~。
楽しみに待ちましょう。
DVD「義経」、ついに最終回まで来ました。
義経と言う人は、この時代の権力者たちが決して力だけでなく、知力策略をめぐらしての駆け引きの末に勝ち上がっていく中で、あまりにも力だけに頼りすぎたというか・・・はっきり言えば、おそらく、あまり頭の良い人ではなかったのではないかと・・・(^_^;)だから、その「力」を狙った(ずる)賢い人たちに、ただ利用されるだけされて捨てられてしまったような人生になってしまったのではないかと・・・。
ただ、ドラマに描かれているように、周囲の人たちに「情」を求めた人であったとしたら、やはり心は深く傷ついて失意のうちに自害したのだろうなあと、哀れでした。
ドラマで納得いかなかったのは、頼朝の描かれ方です。
自分の目指す武士社会を実現させるために、「心を鬼にして兄弟の情を捨てた」という描かれ方になっているのですが・・・。
吉野を落ちる途中で捕らわれた静が鎌倉に送られてきて、頼朝に「なぜ弟であり、平家滅亡に多大な勲功をあげた義経を追うのか」と問い詰めるシーンで頼朝が「弟だから」と答えるのですが、だとしたら頼朝こそが弟義経に甘えているじゃないか!と静に代わって詰め寄りたい気持ちでした。
このドラマで頼朝は、兄としての情と、組織の長としての理のはざまで悩む人として描かれているのですが、いささかこじつけだと思わざるを得ませんでしたねー。
極悪人としては描きたくなかったんでしょうけれども・・・
私はどう考えても、事実は、ただ単に頼朝は戦に強い義経を利用しただけで、弟というような情は持っていなかっただろうとしか思えません。
観終わってみればいろいろと非常に私好みのドラマで、もう一度見たいシーンがたくさんあります。いずれDVDを買いそろえて、もう一度ゆっくり観たいです。
義経と言う人は、この時代の権力者たちが決して力だけでなく、知力策略をめぐらしての駆け引きの末に勝ち上がっていく中で、あまりにも力だけに頼りすぎたというか・・・はっきり言えば、おそらく、あまり頭の良い人ではなかったのではないかと・・・(^_^;)だから、その「力」を狙った(ずる)賢い人たちに、ただ利用されるだけされて捨てられてしまったような人生になってしまったのではないかと・・・。
ただ、ドラマに描かれているように、周囲の人たちに「情」を求めた人であったとしたら、やはり心は深く傷ついて失意のうちに自害したのだろうなあと、哀れでした。
ドラマで納得いかなかったのは、頼朝の描かれ方です。
自分の目指す武士社会を実現させるために、「心を鬼にして兄弟の情を捨てた」という描かれ方になっているのですが・・・。
吉野を落ちる途中で捕らわれた静が鎌倉に送られてきて、頼朝に「なぜ弟であり、平家滅亡に多大な勲功をあげた義経を追うのか」と問い詰めるシーンで頼朝が「弟だから」と答えるのですが、だとしたら頼朝こそが弟義経に甘えているじゃないか!と静に代わって詰め寄りたい気持ちでした。
このドラマで頼朝は、兄としての情と、組織の長としての理のはざまで悩む人として描かれているのですが、いささかこじつけだと思わざるを得ませんでしたねー。
極悪人としては描きたくなかったんでしょうけれども・・・
私はどう考えても、事実は、ただ単に頼朝は戦に強い義経を利用しただけで、弟というような情は持っていなかっただろうとしか思えません。
観終わってみればいろいろと非常に私好みのドラマで、もう一度見たいシーンがたくさんあります。いずれDVDを買いそろえて、もう一度ゆっくり観たいです。
今日も今日とてDVD「義経」。
第41回で平家最後の生き残り、平宗盛と息子の清宗が斬首となり、平家断絶となりました。
宗盛は、少年期を先頃自死してしまった伊藤隆大さん、成人してからを鶴見辰吾氏。
平家の、特に正妻時子との間の嫡男として生まれたものの、気が弱く凡庸で、清盛は父としての愛情から厳しく当たるのですが宗盛には伝わらず、ゆえに歪んだ性格の人となります。
清盛の先妻の息子重盛が跡取りとして在るうちはまだ「平家のおぼっちゃん」でいられたものが、重盛が若死にしたために思いがけなく跡取りとなり、のちの戦では総大将とならざるを得なくなります。
が、そのころには強大な力をつけた平家です。もとより清盛の期待に添うことなどできようはずもなく、清盛亡き後平家の棟梁となってからはますます、凋落の一途をたどる家をどうすることもできずに、ついに壇ノ浦での滅亡となります。
この複雑な人物を、鶴見辰吾氏は余すところなく見事に演じました。
もう本当に、どうしようもないな、こいつは、と思わせながらも、その心のうちの辛さ、周りの期待に応えたくとも応えられない劣等感に苛まれながらなんとか立とうとあがく姿、それには涙せずにはいられませんでした。
母である時子は、この子の器量はわかっていながらも、おそらく一番愛しかったのではないでしょうか。
壇ノ浦の戦いの終末、覚悟をきめて海に飛び込むものの助けられ、捕虜として義経の前に引き出されたとき、宗盛が最初に口にした事は、平家の総大将としての何かではなく、「母はどうしたか」ということでした。
言葉こそ「わが母、二位の尼御前はいかが相成りましたか」というような言葉であってもそれはまるで「僕のおかあさんはどうなったの?」と訊いている子供の姿であり、「意外なことを訊いてくるものだ」という表情の義経がそれでも親切に「幼子を抱いて海に入ったのを見た」と教えると、ひげの生えたその顔がそのまま子供の泣き顔となって涙があふれてくるのです。
他にも泣かされたシーンはいくつかありましたが、このシーンは特に涙がとまりませんでした。
凡庸に生まれたのはこの人の罪ではなく、平凡な家の息子に生まれていたらなんということもない人生であったでしょう。自分が母であったら、どんなにか不憫に思っただろうかと、なんというかうちの息子も決して賢い子ではないだけに重なってしまったこともあり・・・
イケメン俳優たちがそれぞれ凛々しい武者を演じる中で、鶴見さんは失礼ながら容姿端麗というわけでもなければ、宗盛役なのかな・・・などと最初の頃に思ったことが恥ずかしい。
「人」を演じるという意味ではこの人が一番、宗盛という人の心のひだを深く繊細に演じきったと思います。
素晴らしい役者さんです。
この人の宗盛を見るだけでもこのドラマを見る価値があると思います。
ドラマは残すところあと10回。
義経はついに頼朝と袂を分かちました。
このあたりをどんなふうに納得させてくれるのかと思いましたが、脚本も演出も、そしてタッキーも、見事。
義経が郎党たちに「今後は鎌倉殿には従わない」と宣言した時、どんなに胸がすっきりしたことか。
辛い結末であることはわかっていますが、どんなふうに展開していくのか、楽しみに観ていこうと思います。
第41回で平家最後の生き残り、平宗盛と息子の清宗が斬首となり、平家断絶となりました。
宗盛は、少年期を先頃自死してしまった伊藤隆大さん、成人してからを鶴見辰吾氏。
平家の、特に正妻時子との間の嫡男として生まれたものの、気が弱く凡庸で、清盛は父としての愛情から厳しく当たるのですが宗盛には伝わらず、ゆえに歪んだ性格の人となります。
清盛の先妻の息子重盛が跡取りとして在るうちはまだ「平家のおぼっちゃん」でいられたものが、重盛が若死にしたために思いがけなく跡取りとなり、のちの戦では総大将とならざるを得なくなります。
が、そのころには強大な力をつけた平家です。もとより清盛の期待に添うことなどできようはずもなく、清盛亡き後平家の棟梁となってからはますます、凋落の一途をたどる家をどうすることもできずに、ついに壇ノ浦での滅亡となります。
この複雑な人物を、鶴見辰吾氏は余すところなく見事に演じました。
もう本当に、どうしようもないな、こいつは、と思わせながらも、その心のうちの辛さ、周りの期待に応えたくとも応えられない劣等感に苛まれながらなんとか立とうとあがく姿、それには涙せずにはいられませんでした。
母である時子は、この子の器量はわかっていながらも、おそらく一番愛しかったのではないでしょうか。
壇ノ浦の戦いの終末、覚悟をきめて海に飛び込むものの助けられ、捕虜として義経の前に引き出されたとき、宗盛が最初に口にした事は、平家の総大将としての何かではなく、「母はどうしたか」ということでした。
言葉こそ「わが母、二位の尼御前はいかが相成りましたか」というような言葉であってもそれはまるで「僕のおかあさんはどうなったの?」と訊いている子供の姿であり、「意外なことを訊いてくるものだ」という表情の義経がそれでも親切に「幼子を抱いて海に入ったのを見た」と教えると、ひげの生えたその顔がそのまま子供の泣き顔となって涙があふれてくるのです。
他にも泣かされたシーンはいくつかありましたが、このシーンは特に涙がとまりませんでした。
凡庸に生まれたのはこの人の罪ではなく、平凡な家の息子に生まれていたらなんということもない人生であったでしょう。自分が母であったら、どんなにか不憫に思っただろうかと、なんというかうちの息子も決して賢い子ではないだけに重なってしまったこともあり・・・
イケメン俳優たちがそれぞれ凛々しい武者を演じる中で、鶴見さんは失礼ながら容姿端麗というわけでもなければ、宗盛役なのかな・・・などと最初の頃に思ったことが恥ずかしい。
「人」を演じるという意味ではこの人が一番、宗盛という人の心のひだを深く繊細に演じきったと思います。
素晴らしい役者さんです。
この人の宗盛を見るだけでもこのドラマを見る価値があると思います。
ドラマは残すところあと10回。
義経はついに頼朝と袂を分かちました。
このあたりをどんなふうに納得させてくれるのかと思いましたが、脚本も演出も、そしてタッキーも、見事。
義経が郎党たちに「今後は鎌倉殿には従わない」と宣言した時、どんなに胸がすっきりしたことか。
辛い結末であることはわかっていますが、どんなふうに展開していくのか、楽しみに観ていこうと思います。
見るべき程の事は見つ(知盛)
2009年4月27日 TV
今日の休日も、午前中はDVD「義経」鑑賞。
本日は「決戦・壇ノ浦」
涙なくしては見られませんでした。
追い詰められた平家。
ついこの間までは清盛が生きていて、一族は栄華を誇っていたのに。
清盛の亡き後を一族の長として若い人たちを率いてきた尼御前・時子=松坂慶子の心情を思うと、どんなにか大変で辛かったことかと心が痛みます。
歴史や古文の勉強を通して知る昔の出来事で、普段はなかなかリアルに感じることができないけれど、こうやってドラマとして再現(?)されたものに触れるとやはりどれほどの悲劇だったのかということが胸に迫ります。
なにもみんなで死ぬことはないのに。
と思うけれども、それは現代の感覚でしかないんでしょう。
不謹慎な言い方かもしれないけれど、海戦というのは絵になります。
海上で両軍の船団が東西から向き合う俯瞰のシーンは見応えがありました。
役者陣ではなんといっても阿部寛の平知盛。
知盛という人は清盛と時子の二男で、長男の宗盛がへなちょこだったことが平家をこんなに早く凋落させた一因のように(ドラマを見てると)思えるのですが、反対に、この知盛がいたからこそここまでもったとも言えるんじゃないかと思える、常に冷静で賢明で知力に長けた武将の鑑のような人として描かれてました。
それでも清盛が存命中はまだ「平家の王子様」な雰囲気だったのが、清盛の亡き後、兄ちゃん(宗盛)も大きな声では言えないけれども頼りないし、自分がしっかりしなければ、と思いながら成長していって実質的には平家の総大将のような存在になっていく。壇ノ浦では最後の最後まで戦い、最後は平家滅亡の責任を一身に背負ったように、自らの体に碇をくくりつけて海に沈みます。
その、公家のぼっちゃん風な風情の頃からどんどん骨太な武将になっていく過程をきっちり見せてくれて、最後の壇ノ浦での「義経VS.知盛」というシーンでの「正統派武士」としてのオーラはもう、鳥肌ものでした。
ここで義経は平家を滅亡させるわけですが・・・・・。
この人のやり方や考え方は結局、この当時の「武士」という社会に受け入れられないものだったんだなあ・・・というのがよくわかります。
それにしてもこのドラマを見ていると、「共存共栄」なんていう概念は人間の歴史のいつぐらいに芽生えたものなんだろうという素朴な疑問が出てきます。
このあとの時代の武将たちの対立と違うのは、義経という人が子供時代を平家に育てられていたり、頼朝も清盛に命を救われていたり、義経の妹が源氏を母に平家を父に持つ身の上であったりする、という複雑さで、それならいっそ両家で手を取り合ってみんなで仲良く暮らして行ければよかったのに・・・なんて思ってしまうのですが、そんなことは当時の人たちにとっては「あり得ない」発想だったんでしょうねえ・・・。
ドラマの最後、白石加代子のナレーションで「悲しいとかあわれというより、ただただ切なく虚しいことでした」と流れるのですが、まさにその通りの気持ちで呆然と涙するばかりでした。
本日は「決戦・壇ノ浦」
涙なくしては見られませんでした。
追い詰められた平家。
ついこの間までは清盛が生きていて、一族は栄華を誇っていたのに。
清盛の亡き後を一族の長として若い人たちを率いてきた尼御前・時子=松坂慶子の心情を思うと、どんなにか大変で辛かったことかと心が痛みます。
歴史や古文の勉強を通して知る昔の出来事で、普段はなかなかリアルに感じることができないけれど、こうやってドラマとして再現(?)されたものに触れるとやはりどれほどの悲劇だったのかということが胸に迫ります。
なにもみんなで死ぬことはないのに。
と思うけれども、それは現代の感覚でしかないんでしょう。
不謹慎な言い方かもしれないけれど、海戦というのは絵になります。
海上で両軍の船団が東西から向き合う俯瞰のシーンは見応えがありました。
役者陣ではなんといっても阿部寛の平知盛。
知盛という人は清盛と時子の二男で、長男の宗盛がへなちょこだったことが平家をこんなに早く凋落させた一因のように(ドラマを見てると)思えるのですが、反対に、この知盛がいたからこそここまでもったとも言えるんじゃないかと思える、常に冷静で賢明で知力に長けた武将の鑑のような人として描かれてました。
それでも清盛が存命中はまだ「平家の王子様」な雰囲気だったのが、清盛の亡き後、兄ちゃん(宗盛)も大きな声では言えないけれども頼りないし、自分がしっかりしなければ、と思いながら成長していって実質的には平家の総大将のような存在になっていく。壇ノ浦では最後の最後まで戦い、最後は平家滅亡の責任を一身に背負ったように、自らの体に碇をくくりつけて海に沈みます。
その、公家のぼっちゃん風な風情の頃からどんどん骨太な武将になっていく過程をきっちり見せてくれて、最後の壇ノ浦での「義経VS.知盛」というシーンでの「正統派武士」としてのオーラはもう、鳥肌ものでした。
ここで義経は平家を滅亡させるわけですが・・・・・。
この人のやり方や考え方は結局、この当時の「武士」という社会に受け入れられないものだったんだなあ・・・というのがよくわかります。
それにしてもこのドラマを見ていると、「共存共栄」なんていう概念は人間の歴史のいつぐらいに芽生えたものなんだろうという素朴な疑問が出てきます。
このあとの時代の武将たちの対立と違うのは、義経という人が子供時代を平家に育てられていたり、頼朝も清盛に命を救われていたり、義経の妹が源氏を母に平家を父に持つ身の上であったりする、という複雑さで、それならいっそ両家で手を取り合ってみんなで仲良く暮らして行ければよかったのに・・・なんて思ってしまうのですが、そんなことは当時の人たちにとっては「あり得ない」発想だったんでしょうねえ・・・。
ドラマの最後、白石加代子のナレーションで「悲しいとかあわれというより、ただただ切なく虚しいことでした」と流れるのですが、まさにその通りの気持ちで呆然と涙するばかりでした。
一日一日を私の一生と思いつつ
2009年4月18日 TV本日は会社はお休みで。
レンタル中の「大河ドラマ義経」のDVD2枚を、結果的にいっき見してしまった。
今日見たのはDisc7、8で、話としたら25回~31回。
25回は「義仲最期」、27回は「一の谷の奇跡」、このあとから義経の本当の波乱が始まるわけで、いよいよ目が離せなくなってきた。
このドラマは、脚本がすごくいいです。
一人一人に対する目線が温かいというか。人はみんな、自分なりの道理を持って生きているわけで、他人は結果だけをみて無責任なことを言うのだけど、当人はみんな自分なりの考えで一生懸命生きているわけで、そこのところをちゃんと描いているから、登場人物がみんな魅力的で、だからこそそういう人たちがなかなかわかり合うことできずに戦いになってしまう歴史の悲劇というのが浮き彫りになってきます。
そして特に、私が心を動かされるのは平宗盛。
清盛の、いわば「不肖の息子」宗盛。正妻・時子との間の正式な嫡男でありながら、先妻の息子の重盛が在るうちは跡取りの座は重盛のもので自分の出番はなく、重盛が早世し清盛亡き後、今こそ自分が、という思いで平家を引っ張っていこうとするのだけど、どうにも能力が及ばない。生れながらの素質という点で、どうにも足りない。そういうことってやっぱり、誰よりも本人が一番わかるんだよね。子供の頃から積もりに積もった劣等感を胸深くに収め、「我こそは清盛嫡男」という誇りでなんとか自分を支えて無理に胸張る姿が、本当に痛々しくて(演じる鶴見辰吾がまた上手い)、涙が出てきます。
頼朝にしても、私はこれまではただ「人一倍ひがみっぽく疑り深い人」という印象しかなかったけれど、この脚本ではこの人なりの「新しい世の中」というのが、それまでの武家社会の価値観からかけ離れていたために、それを理解できない義経に対して厳しくなることも頼朝なりの道理なんだと納得してしまったり。
今日見た中での頼朝のセリフ「源氏とか平家とかはどうでもいいのじゃ」
能力のあるものは誰でも活躍できる武家社会を目指す、という頼朝の理想はわかるし、現代の感覚からすればそれこそが社会の在るべき姿だと思うのだけれども、義経という人は平家とか源氏とかがどうでも良くないからこそ、そのはざまで翻弄されてきた人なわけだから、そりゃあそう言われちゃったらすんなりとは理解、というより納得できないだろうし、「今までさぞ辛かったことであろう」と嘘泣きでも涙してくれる法皇をむげにできないのも道理だと思うんだよね。
で、そんな風に、義経と頼朝がなぜ兄弟でありながら分かり合えなかったのか、ということも非常にわかりやすく納得のいくように見せてくれていると思います。
そうそう、一の谷に出陣する前の静との別れのセリフも心に沁みた。
静「一日一日を私の一生と思いつつ、過ごして参りました」
義経「生きるか死ぬか知れぬが、いずれにしても、私が戻るところは静のもとぞ」
「一日を一生と思って過ごす」・・・心にずしーんと来ました。なんかもう、自分の人生が恥ずかしくなるような。
そして義経は、「生きて戻るのは」じゃないんだよね、たとえ死んでも、心は静のもとに戻るよって、すごい深い愛のセリフだよなぁ~って、ただ向かい合って語り合うだけのシーンなんだけども、美しいシーンでした。
さて、いよいよ壇ノ浦へ・・・。
せっかく平家を滅ぼすのに、兄頼朝とは袂を分かつ結果になってしまうのですね。
そのあたり、どのように見せてくれるのかが楽しみです。
レンタル中の「大河ドラマ義経」のDVD2枚を、結果的にいっき見してしまった。
今日見たのはDisc7、8で、話としたら25回~31回。
25回は「義仲最期」、27回は「一の谷の奇跡」、このあとから義経の本当の波乱が始まるわけで、いよいよ目が離せなくなってきた。
このドラマは、脚本がすごくいいです。
一人一人に対する目線が温かいというか。人はみんな、自分なりの道理を持って生きているわけで、他人は結果だけをみて無責任なことを言うのだけど、当人はみんな自分なりの考えで一生懸命生きているわけで、そこのところをちゃんと描いているから、登場人物がみんな魅力的で、だからこそそういう人たちがなかなかわかり合うことできずに戦いになってしまう歴史の悲劇というのが浮き彫りになってきます。
そして特に、私が心を動かされるのは平宗盛。
清盛の、いわば「不肖の息子」宗盛。正妻・時子との間の正式な嫡男でありながら、先妻の息子の重盛が在るうちは跡取りの座は重盛のもので自分の出番はなく、重盛が早世し清盛亡き後、今こそ自分が、という思いで平家を引っ張っていこうとするのだけど、どうにも能力が及ばない。生れながらの素質という点で、どうにも足りない。そういうことってやっぱり、誰よりも本人が一番わかるんだよね。子供の頃から積もりに積もった劣等感を胸深くに収め、「我こそは清盛嫡男」という誇りでなんとか自分を支えて無理に胸張る姿が、本当に痛々しくて(演じる鶴見辰吾がまた上手い)、涙が出てきます。
頼朝にしても、私はこれまではただ「人一倍ひがみっぽく疑り深い人」という印象しかなかったけれど、この脚本ではこの人なりの「新しい世の中」というのが、それまでの武家社会の価値観からかけ離れていたために、それを理解できない義経に対して厳しくなることも頼朝なりの道理なんだと納得してしまったり。
今日見た中での頼朝のセリフ「源氏とか平家とかはどうでもいいのじゃ」
能力のあるものは誰でも活躍できる武家社会を目指す、という頼朝の理想はわかるし、現代の感覚からすればそれこそが社会の在るべき姿だと思うのだけれども、義経という人は平家とか源氏とかがどうでも良くないからこそ、そのはざまで翻弄されてきた人なわけだから、そりゃあそう言われちゃったらすんなりとは理解、というより納得できないだろうし、「今までさぞ辛かったことであろう」と嘘泣きでも涙してくれる法皇をむげにできないのも道理だと思うんだよね。
で、そんな風に、義経と頼朝がなぜ兄弟でありながら分かり合えなかったのか、ということも非常にわかりやすく納得のいくように見せてくれていると思います。
そうそう、一の谷に出陣する前の静との別れのセリフも心に沁みた。
静「一日一日を私の一生と思いつつ、過ごして参りました」
義経「生きるか死ぬか知れぬが、いずれにしても、私が戻るところは静のもとぞ」
「一日を一生と思って過ごす」・・・心にずしーんと来ました。なんかもう、自分の人生が恥ずかしくなるような。
そして義経は、「生きて戻るのは」じゃないんだよね、たとえ死んでも、心は静のもとに戻るよって、すごい深い愛のセリフだよなぁ~って、ただ向かい合って語り合うだけのシーンなんだけども、美しいシーンでした。
さて、いよいよ壇ノ浦へ・・・。
せっかく平家を滅ぼすのに、兄頼朝とは袂を分かつ結果になってしまうのですね。
そのあたり、どのように見せてくれるのかが楽しみです。
「実食!!」山田孝之
2009年4月16日 TV
写真は、一部では主役を食ったともささやかれている「クローズZERO Ⅰ」の芹沢多摩雄。
今回の「Ⅱ」ではもっとワイルドになっているみたいです。
本日、「食わず嫌い王」にご主演の山田孝之くん。
山田くんの嫌いなものは「マグロのトロ」でした。
脂っこいものと甘いものは苦手ってことがわかりました~♪
一部では「太った?」とも囁かれていたけど、今日の映像で全然そんなことはなく、むしろすごく鍛えているのがよくわかりました。
顔が丸顔なのでね・・・顔だけ見るとこ小太りに見えることがあるんだけども・・・全然そんなことありませんでした。見事に鍛えられた「細マッチョ」な体だった。
まー、それにしても、素人のような初々しさとでもいうか。
どんな人にでもなりきれちゃう人なのに、でも逆にいえば、誰かにならないと人前に出ることが難しいって感じの人なんだろなあ・・・。
そういう状態は実感として心当たりがあるので、もう少し大人になって俳優としての自分に自信が持ててきたら、今日のような「山田孝之」でテレビに映されてしまうような場でのたたずまいも変わってくるのでしょう。
笑うと朔ちゃんだった・・・・・
やっぱりこの人はステキ(*^_^*)
☆明さんにヒミツあります
今回の「Ⅱ」ではもっとワイルドになっているみたいです。
本日、「食わず嫌い王」にご主演の山田孝之くん。
山田くんの嫌いなものは「マグロのトロ」でした。
脂っこいものと甘いものは苦手ってことがわかりました~♪
一部では「太った?」とも囁かれていたけど、今日の映像で全然そんなことはなく、むしろすごく鍛えているのがよくわかりました。
顔が丸顔なのでね・・・顔だけ見るとこ小太りに見えることがあるんだけども・・・全然そんなことありませんでした。見事に鍛えられた「細マッチョ」な体だった。
まー、それにしても、素人のような初々しさとでもいうか。
どんな人にでもなりきれちゃう人なのに、でも逆にいえば、誰かにならないと人前に出ることが難しいって感じの人なんだろなあ・・・。
そういう状態は実感として心当たりがあるので、もう少し大人になって俳優としての自分に自信が持ててきたら、今日のような「山田孝之」でテレビに映されてしまうような場でのたたずまいも変わってくるのでしょう。
笑うと朔ちゃんだった・・・・・
やっぱりこの人はステキ(*^_^*)
☆明さんにヒミツあります